it's all Greek to me 「まるでちんぷんかんぷんだ」
・it's all Greek to me
直訳すると「私にとってはすべてギリシャ語だ」という意味ですが、 OXFORD辞書によれば: I cannnot understand it.

「まるでちんぷんかんぷんだ」という意味だそうです

おもしろいですね。どうしてこんな言い方をするのかと思い調べてみました。
出典はシェークスピアの『ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)』の台詞なのだそうです。
"For mine own part, it was Greek to me."「私にとってはまるでギリシャ語だった。」つまり「私にはちんぷんかんぷんだった。」ということです。
日本は島国で、他国の異文化圏が海を隔てており、なかなかこういう言い回しはないですが、イギリスなどでは、アイルランド人はこうだとか、ドイツ人はこうだというジョークが沢山あって面白い半面、「それ人種差別や



」みたいな表現も沢山あります。
今でこそさんざんなギリシアですが、それでもこの国はヨーロッパ文明の発祥の地であり、ギリシアだけは、いわゆるラテン文字を使っていないので普通の人が見ても「ちんぷんかんぷん」だからだそうです。
だったら、漢字でもいいじゃないか! と思いますよね。ところが、ロシア、東欧圏は彼らの文明の根源にあたらないので「無視」だそうです。
it's all Latin to meだと、「すべて自明の理

」になるはずだと思うのですが、どうやら「ちんぷんかんぷん」という意味になるそうです。
ちなみに、御当地ギリシアでは「中国語」というそうです
ご参照:
「Meaning: Something doesn't make sense
Origin: "During the Middle Ages, as for centuries thereafter, any educated Englishman or woman knew Latin, but only a minority also knew Greek. A major reason was that Greek uses its own alphabet, so before even starting to learn the language you have to learn the letters. The phrase itself comes from Shakespear's Julius Caesar."
(From”Phrase Origins II” Loose Cannons & Red Herrings, by Robert Claiborne) 」