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~ボーカルドクター、タバコについて語る I ~

2008-08-02 18:40:09 | Weblog
日本には、まだまだタバコを吸う人が多いです。タバコの煙から離れることは、時々はできません。これはボーカリストにはいいこととは言えません。逆にとても危険なことです。  声帯はとてもデリケートな膜でつくられています。自由に振動するために、柔らかく湿っぽいままの状態でなくてはなりません。タバコを吸うと、これが出来なくなります。口の中,舌,気管、そして喉頭は粘膜でコーティングされていますが、タバコの煙がそのコーティングを焼き払い、粘液をドロッと粘りのある状態にしてしまうからです。これでは自由に歌うことはできません。  ボーカル教室に来る人は、高い入会金や月謝を払って、そのうえ何で250円でタバコを買って吸うのかーその結果どう言うことになるのかがまだ理解できていません。最初からボーカルレッスンを受けない方がいいんじゃないかと思います。お金がもったいない。どちらか(smokingかsinging)をあきらめたほうがいい。   個人的な経験  次はタバコをやめることについて話をします。私は18歳くらいから24歳までタバコを吸っていました。まだ高校生だった16歳の時に、私はバンドに入りました。バー、クラブやパーティーなどで演奏すると、どうしても周りがタバコを吸っているので、自分も知らないうちに衝動的に吸っていました。その頃のアメリカではタバコを吸うことはみんながかっこいいと思っていました。  私は管楽器を吹いていましたから、タバコをすっても演奏にはあまり影響はでませんでした。途中でキーボードができるようになってコーラスをやりはじめました。それから24歳でリードボーカルを歌いはじめましたが、すぐに喉が痛くなり、良く歌えませんでした。もちろんその頃は歌い方が正しくなかったのですが、タバコの煙が喉の痛みの一つの大きな原因になっていると分かりました。私の場合は毎晩仕事で歌わなければならなかったので、タバコをやめるかやめないかで迷う余裕はありませんでした。喉のために何かしないと次の日が歌えないのです。それでタバコをやめることにしました。  しかし、歌で暮らしていない人はそう言うプレッシャーがないかもしれません。喉が痛くても、仕事は出来ます。ですが、あえてタバコをやめたい人のためにいくつかの方法を教えましょう。