幸せの国へ行ってました

2016-08-18 20:07:48 | Weblog
ポジティブ修行中のわたしです。

幸せを感じたくて、幸せを分けてほしくて、幸せを理解したくて、行ってきました。
GNHってやつです。


行ってはみたけど、「え、何が幸せなの?」と疑問がいっぱいでした。

5日間の旅だったんだけど、たかだか5日では、「幸せ」はわかりませんでした。


ここからは、完全に私の意見です。


日本人は、たくさんのモノに囲まれて、厳しい資本主義経済の中で、ホンネとタテマエの難しい人間関係の中で生きています。

だから、わたしたち日本人は、今のままでは彼らの「幸せ」を感じることができないと思います。



彼らは、①自分たちの文化を大切にし、②命のつながりを大切にし、③お互いの存在を尊重しあって生きています。

①民族衣装を着用したり、国技のアーチェリーを広場で楽しんだり。日本の伝統(←着物とか相撲とか能とかさ)って特別で贅沢なこと。例えばわたしはおすもうさんにあったことがないし。能とか、高級で高尚なイメージ。だけど、彼らの伝統は生活に溶け込んでます。今の生活が文化なんです。

②虫も極力殺さない。動物は大切にする。人間同士ももちろん。だからといって、蚊取り線香を使わないのはどうかと思うけど・・・。でも、道に犬や牛がふつーーーにいるんです。とはいえ、自殺率はなかなか高いんだけどね。

③きっと自尊心があるんだと思う。卑屈な感じがしない。


ちょうど最近話題の、SMAPの「世界に一つだけの花」みたいな感じ。

彼らは、もともと特別なオンリーワンなんです。

だから、そういう価値観の中で幸福を感じるんだと思う。

他の国とも比べない。だから、GNPじゃなくてGNHなんです。

彼らの幸福とは、人との比較から生まれるものじゃないんです。

さて自分はどうかというと、「他人より残業が少ないから幸せ」とか、「他人が楽しんでる時に自分はつまらないから不幸せ(クリスマスでリア充爆発しろ)」とか、そういう価値観で生きてます。

こんな人間が、幸福な国に行って、幸福の本質を理解できるはずがない、と気づきました。

はっとしましたよ、ほんと。


だから、今の自分じゃ幸せはわからない。

でも、それに気づけたから、「幸せのヒント」を拾ってこれたと思う。

今後、日々の暮らしで幸せを感じていけたらな、と思います。

というか、これから感じていける気がしてます。


もちろん、その国にもあまり良くないところはあると思います。

国の支配体制も、すこし疑問だし。

民族衣装の着用も、自由の冒涜といえば、そうなります。

だから、最高の国じゃなかったし、正直国民たち不便な生活です。

外の世界をきっとよく知らないから、英語がペラペラな割にグローバルさがない!

だけど、自分なりに考えた幸せの感じ方は見習いたいです。

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