映画のフラガールで、全国的に有名になりました。
福島第1原発からは40~50キロ位離れています。
そのいわき市で、観光客が震災前の1~2割に減っているので、「いわきに来てくんちぇキャンペーン」と題して、1億1500万円の補助が5月21日から始まったそうで。
パックや団体が対象で、50%まで、1人当たり、宿泊は1万円まで、日帰りは5000円まで、国の復興基金から補助するそうで。
目標1万人だそうで。
じゃ、ちょっと行ってみようか、ということで、行って来ました。
いわき市は、2回目くらいです。前は、いわき湯本温泉に入りました。
でも、パックでも団体でもないので、補助は受けてませんが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/06/9cea92e3e9d81e07f11f55226849fc8a.jpg)
大きなプール、長いウォータースライダーはもとより、裸で入る大浴場露天風呂、サウナ、江戸風の木造の大露天風呂(ギネスにのっている、世界最大の露天風呂)、一通りあります。
肝心のフラダンスは、レビューが13時30分から、グランドショーが20時30分から。
やっぱ、これを見ないと来た意味は半減ですよね。
その前に、下調べはきちんとしましょうね。orz
上の写真は、16時からの「いっしょに南国体験タイム」の1コマです。
一応、フラもしていますけど、、、、、(>_<)
で、仕方ないので、館内のフラ・ミュージアムへ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/48/e053db304a301c476713289ecce551a0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/5e/b26c089d19d594c3b66450718a8ef5d8.jpg)
フラガール(2006年)は、なかなかいい映画でした。
落ちぶれて東京から来たダンスの先生役の松雪泰子さんが主役なのかな。というより、ダンサー役の蒼井優さんとのダブル主役と思った方がいいかな。
あらすじは、経営的に成り立たない炭坑を閉山し、代わりに常磐ハワイアンセンター(今のスパリゾートハワイアンズ)をつくり、田舎娘のフラをメインに観光客を呼ぼうという、実話を基にした話です。
そう書いてしまうとフラが目立ちますが、落ちぶれた先生が娘達の熱意に触発されて、プライド、アイデンティティを取り戻す話でもあります。
それは、以前の高慢さや傲慢さが伴うものではなく、他人への優しさや思いやりを伴うものとなりました。
なお、言うまでもなく、優しさには当然に厳しさが伴い、優しさと甘さには雲泥の差があります。
同時に、炭坑以外に何もない田舎が、自分達の選択により誇れるものを手に入れて、プライド、アイデンティティを手に入れる話でもあります。
ラスト近くの全員でのフラは、一度OKが出たものの、蒼井優さんが何かしっくりせず、翌日に撮り直したもの。
その後の、役目を終えた先生との別れのシーンも含めて、ちょっと感動のフィナーレです。
今度は、フラを見に行こうっと。