全体としてこじんまりとしていて、自然散策とか、ついでが無いと物足りないのでは。
大地の芸術祭の期間中は面白そうですが、アートは点在しているので、それ用の有料バス(期間中に運行)を使った方が良さそうです。
◎新潟市の「水と土の芸術祭2015」
基本理念:私たちはどこから来て、どこへ行くのか
会期:2015年7月18日(土)~10月12日(月)(3年ごとに開催)
会場:4つの潟及び市内全域
メインフィールド・鳥屋野潟、福島潟、佐潟、上堰潟
ベースキャンプ・旧二葉中学校
サテライト・天寿園、いくとぴあ食花
「水と土の芸術祭は、“私たちはどこから来て、どこへ行くのか ~新潟の水と土から、過去と現在(いま)を見つめ、未来を考える~”を基本理念とし、2009年から開催しています。
第3回を迎える2015年は、水と土の象徴である「潟」を中心に、市内各所で作品展示、パフォーマンス、ワークショップ、シンポジウムなど様々なプログラムを展開します。国内外から参加する数々の著名なアーティストに加えて、市民や地域が主体となり参加することで、新潟市全域が芸術に染まります。」(HPより。)
福島潟と鳥屋野潟に行きましたが、「潟」自体は小さめで、そのあたりにあるアートは見つけにくいと。時間をかけなかったからか、見つけられませんでした。
福島潟。
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展望台から。確か、400円。
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展望台から見える、古民家の休憩所。
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鳥屋野潟。
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旧二葉中学校は、この芸術展のベースキャンプなので、最初に行くと良いようです。
教室にアートが展示されている、あるいは教室ごとアートにしていますが、これというものは無く。
理科室。
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校長室。真ん中で白く光っているのは顔。暗くてよく分かりませんので、お化け屋敷にしか思えない・・・
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展望台以外は、いずれも、無料。
もっと早い時期、イベントがあるときに行った方が良いのでしょう。
◎新潟県十日町市の「大地の芸術祭 越後妻有(えちごつまり)アートトリエンナーレ2015」の終了後
これは会期終了後に行ったので、会期中のみにアチコチにあるアートはもうありませんでした。常設の美術館とかを見てきました。
会期:2015年7月26日(日)~9月13日(日)(3年ごとに開催)
開催地:越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町)
越後妻有里山現代美術館キナーレ。アートの質はまだしも、量が少ないかなあ。1500円。
蓬莱山(ほうらいさん)、これも期間限定の展示。
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藁の舟。
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時々、銀色のペラペラしたものが上から降ってきます。そこは撮りそびれました。
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外側の赤白青が回転するので、手前から奥に歩くと早足になるように感じ、奥から手前に歩くとブレーキをかけられているように感じます。
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まつだい農舞台。量が少ないかなあ。中は省略。郷土資料館と合わせて600円。
周辺にもイロイロとありますが、徒歩1時間以上のコースに点在しているので、もっと元気がある時に。
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まつだい郷土資料館。古民家で、アートもあり。
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脱皮する家。
「『脱皮する家』は、建物自体がアート作品となった農家民宿です。長年の「囲炉裏」や、「竈」を使った生活により、古民家の内部には黒いすすがこびりついています。アーティスト、日本大学芸術学部絵画学科彫刻コース有志は、築150年の古民家を前に、壁、床、柱などいたるところを、彫刻刀で彫るという手段を用い、家屋の新たな一面を表出し作品化しました。制作に約2年を要し、述べ3000人工の労働の末完成した空間は圧倒的な迫力をもって鑑賞者を包み込みます。」(HPより。)とのことですが、休みでした。残念。
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脱皮する家の奥のコロッケハウス。芸術は難しいです。
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星峠の棚田。日本一の棚田だそうです。
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森の学校キョロロ。虫や両生類や森の生き物の展示はどうってことはありませんが、アートとしてのツチノコとかが面白かったです。500円。
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左の塔に登れますが、階段なのは良いとしても、アートだからということで足元が暗いので、気を付けないと。特に降りるときに足元が分かりにくいです。
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上からの眺め。
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七ツ釜峡谷。急坂を徒歩で下まで降りないと見えないようです。
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ポチョムキン。川沿いの田んぼの横にある、公園のようなもの。
ロシアでの戦艦ポチョムキンの反乱(1905年)を念頭に置いたアートですけれど、それは置いといて。
鉄の壁は、中で遊ぶ子を守るものなのか、中で遊ぶ子を逃がさないように、あるいは外部を知らしめないように、あるいは束縛するためのものなのか。
守るためのものなら、ここまで殺風景な鉄の壁にはしなかった気も。
そうですね、だからポチョムキンの反乱に戻らないといけませんね。
下に作者の言葉を。
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下の小石で椅子に。写真を撮った後に、「shin」と残してきました(笑)。
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HPより、作者の言葉。
「私にとってポチョムキンは、革命の出発点だ。ポチョムキンが頭から離れることはないし、この革命が私をどこへ向かわせるのか見続けている。ポチョムキンは、現代人が自然とどう関係を持つのかという問題の分岐点を示している。人間は、テクノロジーの世界の中でどうしたら存続できるのかという問題に対する長期的な解答を持っている。しかし一方で地球を破滅させるあらゆる手段をも手にしている。建築家、アーティスト、都市計画や環境計画に携わる者、そしてヒューマニストは、今この分岐点において、自分たちの役割と責任を見つけなければならない。自然を取り込んでいるポチョムキンは、現代人と自然の関係について考えるポスト産業時代のアクロポリスとして佇んでいる。私はポチョムキンを、昔ながらの田んぼと川の間に位置する、神社へのまっすぐな軸を持った、文化的なごみ捨て場と考えている。」
【shin】