思い付きブログ

ホライゾン、ピングドラム

 秋アニメ総括。

● 境界線上のホライゾン。
 設定が難しい。

 かつて神に等しい力を持ち天上に昇った人類は、争いの末にその力を失い、再び地球の大地に戻ってきた。しかし、地球の環境は荒れ果て、神州以外に人が住める場所はなくなっていた。
 人は、かつての繁栄を取り戻すため、聖譜と呼ばれる前時代の歴史書をもとに、現実世界の神州と、そのコピーである重奏神州に別れて歴史再現をすることにより、再度天上に昇れると考えた。

 しかし、中世の神州の極東において歴史再現の失敗により生じた重奏神州の崩壊が、世界各国による極東の分割支配を招き、各国の王は、その地の戦国大名との合一を計った。

 また、聖譜は100年先までの歴史を自動更新するが、聖譜歴1648年で止まっているので世界の終わりが暗示されている。

 そして、極東の戦国大名と世界各国の英傑達は、歴史再現しつつ、世界の覇権を争っていた。

 ごく簡単に言うと、そういう事らしい。



 とは言え、今期は、戦いもあるが、トーリ(福山潤)がホライゾン(茅原実里)に告白するまでの、エロ有りのギャグっぽいラブコメが主。

 最後の方で、敵国に捕らわれたホライゾンを救うため、そして告白するため、トーリとホライゾンとの境界線上でのやり取りは、言葉の論理遊びというか、屁理屈の応酬というか、争いの中にあったてはのどかなやり取り。

 ラブコメとして見れば、多少は良いシーンと思えたかも知れない。


 設定が複雑で分かりにくいこと、アニメ内などの説明からすると覇権争いのからむ難しい話なのに、していることはラブコメとギャグであることから、良く分からないアニメ。


 夏に2期が決まっているようなので、また違った面も出てくるのだろう。


● 輪るピングドラム。
 夏からのアニメ。
 夏に放送の前半は設定が明かされないので退屈だった。秋は設定も明かされたが、論理の飛躍というか、やっぱりつまらなかった。

 瀕死の陽毬(荒川美穂)を助けるために金が必要なので、また、現世は自分達に利益をもたらさないから間違っていて、自分を必要としない世界に復讐するとして、テロをした両親と同じ組織でテロをしようとする冠葉(木村昴)。
 それを止めようとする晶馬(木村良平)と陽毬の3人の兄妹モドキ。実の双子の妹の真砂子(堀江由衣)も止めようとする。

 また、運命を乗り換えられる日記であるピングドラムをめぐっての攻防が行われる。

 結局、運命は乗り換えられ、テロは行われず、陽毬に兄弟はいなかっことになった。



 3兄妹モドキは、親がテロで沢山の人を殺したことを、自分達の原罪のように感じている。

 また、運命だから仕方ない、生きることは罰、とばかり言っている。

 努力が報われなかったから、周りを恨むようになった人が作ったのだろうか。
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