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「アーヤと魔女」感想

【ネタバレ】

◎「アーヤと魔女」

TV版「わたしはダレのいいなりにもならない。」
劇場版「私のどこが、ダメですか?」





TV版の総合評価は、上中下で下。

2020年12月30日(水)にNHK総合で放送され、2021年2月になって、シーンを追加して2021年4月29日(木)劇場公開と発表。

制作:スタジオジブリ、企画:宮崎駿、監督:宮崎吾朗、脚本:丹羽圭子、郡司絵美、原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、82分。
ジブリ初の全編3DCG作品とのこと。

アーヤ・ツール(母は「アヤツル」と名付けたが、人を操る、みたいで良くないと孤児院の園長が判断してアーヤ・ツールにされた)(cv平澤宏々路)、
ベラ・ヤーガ(魔女で、ロックバンド「EARWIG」のドラマーだった。マンドレークと一緒に暮らしていて、呪文作りを手伝わせるためにアーヤを引き取った)(cv寺島しのぶ)、
マンドレーク(小説家で、「EARWIG」のキーボードだった。魔法使い?悪魔?)(cv豊川悦司)、
トーマス(ベラの使い魔の黒猫)(cv濱田岳)、
アーヤの母親(「EARWIG」のボーカルだった。魔女)(cvシェリナ・ムナフ)など。

○TV版の初見時に思ったのは以下です。

最後まで盛り上がりに欠ける、盛り上がるところがほぼない(終盤の、アーヤがベラに呪いをかけるところからのつもりなのでしょうけれど。)。
中途半端に終わる。1月に続きをやるのかと思ったくらい。

アニメ1クール12話程度の1話から3話くらいの話しというのならあり得る(最後に、これから物語が動きそうな雰囲気のあるシーンがあったこともあって。)

主役のアーヤは性格が悪いし、平気で嘘をつくし、自分勝手で、共感できるところがない。コメディと考えても共感できるところがない

コメディとして楽しめるところがほぼない。でもシリアスではない

・アーヤ母とマンドレークが怒鳴るシーンなど、大声を出すシーンでの演技に迫力が欠ける。わざとそうしたのなら、それならばそういうことで。

・3DCGは(まだまだ実験段階なので)、まあこんなものでも仕方ないでしょう。

○なので、感想を書く気にもなりませんでしたが、劇場公開と聞いて驚いたので、もう一度見たのですが、感想は変わりませんでした。

「私のどこが、ダメですか?」って、全てがダメです。
むしろ、どこが良いと思っているのでしょう?
ただ、アーヤはズル賢いので、相手を思うようにあやつりたいために下手に出ているだけの言葉かもしれません。

○孤児院では誰もを思い通りに操れたアーヤですが、ベラとマンドレークは思いどおりにならないので、それを経て少しは成長するのかもしれません。
その過程はあまり描かれないので(アーヤが2人に媚びを売ったり褒めたりしたくらい。)、どうしてベラとマンドレークがアーヤの思いどおりになったのかは今一つ分かりません。
そもそも、アーヤが他人を操れるのは魔法の力(本人は気づいていないし、母が魔女とも知らない。)のように見えるのですが。そうでなければご都合主義。
いずれにせよ、アーヤは成長せず、調子に乗るばかりです。

○2回も見たので、せめて感想を載せておきます。


【shin】


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