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恋物語感想。貝木泥舟(cv三木眞一郎)が素晴らしい。貝木と戦場ヶ原の恋物語

 2013年夏秋アニメの「物語シリーズ セカンドシーズン」もこれで最後です。

 最初の「猫物語(白)」は特に良かったですし(羽川翼(cv堀江由衣)は最高です。)、この「恋物語」もとても良かったです。他の「傾物語」「囮物語」「鬼物語」は普通、HPにある「花物語」はいつやるのかな?
 全体としても2ndシリーズは良かったです。

 下の感想は長い割に中身はありませんが、面倒と思う人は、色が付いているところか、最初と最後だけお読み下さい。

 文字が読みにくいですがポスターと、ローソン。










◎ 「恋物語」(全6話)

 新しい恋が出来ない貝木と、戦場ヶ原との、終わったはずの恋物語。特に貝木の戦場ヶ原への。
 戦場ヶ原が貝木とほんの一区切りを付ける恋物語。
 阿良々木に恋して強くなった戦場ヶ原の阿良々木への恋物語。
 阿良々木は、全てを失いたくないから大事なものを失いそうになる、更に間違った選択をするかも知れない青春物語。

 貝木の格好良さと死、戦場ヶ原の弱さと優しさと強さ、阿良々木の子供っぽさ。
 阿良々木に恋して弱くなった撫子。蛇神撫子の幼さと可愛さと不気味さ。


 男の後ろ向きなセンティメント、女の前に歩き出す力。
 新しい恋が過去の恋を思い出に変える。
 優しさには厳しさが伴うが、甘さには厳しさはない。


 「恋物語」、貝木物語、良かったです。




◎ 1話「ひたぎエンド其ノ壹」

 「虚実入り混じる描写」
 「真実かどうかは保証しないが、クオリティは保証する。」
 「それでは面白可笑しく、最後の物語を始めよう。なんて勿論、これも嘘かもしれないぜ。」

 と貝木のナレーション。「偽物語」でも良かったですが、貝木泥舟(cv三木眞一郎)の、かすれ気味の渋い声が良いです。
 (今秋では「ぎんぎつね」の軽いツンデレの銀太郎と、「キルラキル」の美木杉愛九郎のヌーディストビーチっぷりも良かったです。)

 1月1日、何故か京都の有名な神社にいる貝木に電話で依頼する戦場ヶ原ひたぎ(cv斎藤千和)。

 貝木でもないし、戦場ヶ原なんて知らないし、沖縄にいると嘘をつく貝木は、関わりたくないと思ったのでしょう。

 戦場ヶ原が沖縄に行くと言って、何故に貝木も嘘を取り繕うために沖縄に飛んだのか?再度電話が来たら、入れ違いで沖縄から京都でもどこにでも戻ってきたと言えば良いだけですし。

 多少なりとも戦場ヶ原に対して申し訳ないという気持ちがあったからなのか?(「化物語」も踏まえて。)。

 空港の喫茶店で待ち合わることにし、店頭の人形の鼻付きメガネを取ってかけたのは、貝木に面と向かってお願いをすることが恥ずかしかったからでしょう。やや猫背になっていたこともあってか、戦場ヶ原がやや小さく見えましたし。

 それを入り口で見て負けたと思い、人形のアロハシャツを取って着ていく貝木もなかなかでしたし、それを見てジュースを吹き出した戦場ヶ原も負けたと思ったのでしょう。

 シャツの色が何度も変わるのは画面上の変化を出して飽きさせないためでしょうが、色に意味はあるのかは不明。


○ 戦場ヶ原の話を聞きつつも断りますが、自分にメリットがあるかをトイレで1人考える貝木。イロイロと考えたあげく、戦場ヶ原も阿良々木もどうなっても構わないし、千石撫子&蛇神撫子(cv花澤香菜)は知らないからどうなっても構わないし、でも、阿良々木暦(cv神谷浩史)は神原駿河(cv沢城みゆき)と知り合いだから阿良々木を助けることは神原のためになるから引き受けることにしたラスト。

 その理由は嘘っぽいです。5話を見るまでもなく、嘘っぽいです。

 5話で、2年前に戦場ヶ原が貝木を好きだったし、貝木も好きだったから戦場ヶ原を救うために母親がはまった宗教団体をつぶしたと斧乃木余接(cv早見沙織)が貝木に言っていましたし、貝木は否定しつつも実質的に肯定しましたが。

 ここまで入念に検討するということは、戦場ヶ原に対して多少なりとも申し訳ないという気持ちがあったからでしょう。引き受ける理由を探していたとしか思えません。


 貝木はプロの詐欺師ですからプロとしては割に合わない仕事はしたくはないものの、戦場ヶ原らには申し訳ないという気持ちはあるので、詐欺師ですから自分を騙すための理由を考えていた、と。

 神原のためなら引き受けるというのは、大学のサークルの先輩である臥煙伊豆湖(cv雪野五月)の姪だから、ということなのでしょうか?
 3話で臥煙伊豆湖を仲間と思っていないところからすると、これは考えにくいので、今後の仕事に使えると考えてのことでしょう。

 物語シリーズの各物語が、イロイロとつながっています。つまり、どれもかなり狭い範囲で起きている物語ということになります。



◎ 2話「ひたぎエンド其ノ貳」

 引き受けると言う貝木に、何を?、と聞き返し、状況を今一つ理解できない戦場ヶ原。

 引き受けてもらえると思っていなかったということでしょうが、普通に考えれば、貝木が引き受ける理由はありません。しかも、10万円でいいし、それ以上はもらわないのが条件だなんて。


○ 撫子の友達の父親と偽って撫子の良心に会うときの、真面目な髪型の貝木が、笑えます。その髪型にしたとき、貝木自身も笑いをこらえるのに必死だったのではないだろうか?

 撫子の部屋でアルバムを見て、作り笑顔ばかりで気持ち悪いと貝木。偽物の貝木は偽物を直ぐに見抜けるということでもあるのでしょう。

 撫子が開けてはダメと言ったから行方不明になってもクローゼットを開けていないという両親というのもイカレポンチですが、北白蛇神社に行った貝木を迎えた撫子はもっとイカレポンチ。

 「ナデコダヨー」


○ 初詣に来たのは貝木が初だと子供のように無邪気に喜ぶ蛇神撫子(「よう」ではなく子供そのもの、むしろ幼児なのですが・・・)。

 しかし、さい銭に1万円とは、随分と奮発したものだなあ。最初は数円にしようと思ったような描写でしたが、これから神様に探りを入れるから機嫌を損ねないように奮発したのでしょう。

 説得に時々来る阿良々木を殺したくなるけれど半殺しにとどめ、神様だから卒業式後まで殺さないという約束は守ると言う蛇神撫子。約束を守るというのも子供らしいですし。卒業式後に殺すことを明るく無邪気に初対面の貝木に言うところも、蛇神撫子を見て怖くなって参拝客が来なくなり、ずっと1人で寂しかったということもあるでしょうけれど、子供らしいですし。

 又来ると言いつつ、別れ際に貝木がアヤトリの毛糸を渡したのは意味があるのだろうか?蛇神撫子の暇つぶしにはなるでしょうけれど、子供は飽きっぽいですし。
 それでも、貝木が蛇神撫子とコミュニケーションをとるには話だけでは間が持たないからでしょう。


○ 思わず撫子に貝木泥舟だと名乗ってしまい、失敗したと思った貝木でしたが、何故名乗ってしまったのでしょう。

 蛇神撫子のイカレポンチに圧倒されたのかも知れませんが、その程度で本物の偽物である詐欺師の貝木が圧倒されるのかという気もしますし、その方が面白そうだから、かな。


○ 卒業式後に殺されることは羽川にバレたと戦場ヶ原は貝木に言っていましたが、だから羽川って何者なんだ?と見知らぬ羽川に貝木が驚いており(1話でも羽川に驚いていた貝木でしたが。)、ホント、羽川って何者なのでしょうね。


○ さて、「片思いをずっと続けられたら、それは両思いよりも幸せだと思わない?」と貝木に言う蛇神撫子。

 弱い思いか、
 昨今の身近なアイドルとは異なる、距離感のある一昔以上前のアイドルとかへの思いに似たようなものとか、非現実だから手が届かないアニメキャラに夢中になる感じならあると思いますが。

 撫子は自作漫画で自分を主人公にしてモテモテになる話を書いていますが(6話)、こういうのは現実で成しえそうにないことの代償行為であると考えるのが最もありがちな解釈であることから、撫子の阿良々木への思いはそれなりに強いと思うのですけれど。
 だから弱い思いではなく、後者の思いだと思うのですけれど。

 現実での片思いは辛いですし。




◎ 3話「ひたぎエンド其ノ参」


 それにしても、オープニングが2人のデュエット「木枯らしセンティメント」とは一体何なんだ!とか思いながら聞きましたが、5話からして2年前に付き合っていたか、それに近い両思いだったのでしょう。

 80年代っぽい絵と現代的な絵を交差させながらの、海へのドライブデート(80年代の若者の定番デートコースの一つです。Jポップでも流しながら。)と思われる昔の2人のセンティメント。


○ 夜に貝木が戦場ヶ原を呼び出して状況報告。
 神撫子はバカで自分がバカであることに気付いていないから、もうしばらくしたら戦場ヶ原と阿良々木は交通事故で死んだと言えば簡単に騙せるという貝木に、少し席を外して泣いてきたのでしょう、涙目で戻ってくる戦場ヶ原。

 貝木の前で涙を見せたくなかったのでしょうけれど、泣き終わった跡を見せてしまう戦場ヶ原というのも、貝木に感謝しているのでしょう。

 戦場ヶ原1人の命なら泣きはしなかっただろうが、阿良々木も助かるから泣いたのだろうと思う貝木。


○ まだ何回も蛇神撫子の神社にお参りに行かなければならないが、毎回1万円のお賽銭では戦場ヶ原からもらった10万円では足りないと思って嘆いています。1話でお賽銭を奮発したから、額を下げられなくなったという、マヌケさ。

 また、何故か何でも知っている臥煙伊豆湖が、そのやり方で神撫子は騙せるだろうけれど失敗したときのリスクが大きいから300万円出すからやめるべきと、余接を通して伝えます(300万円をどうやって手に入れたんだろう・・・結構金持ちなのかな。)。

 やめると言って300万円をもらい、臥煙伊豆湖はどのみち敵みたいなものだからとしてやっぱりやめない貝木というのも、何なんだか。

 「偽物語」でも不自然な位にあっさりと手を引いた貝木でしたが、5話からして戦場ヶ原と貝木の2人の過去の恋ということでしょうね。


○ さて、貝木は、蛇神撫子は事故死と嘘をついても確認しないと戦場ヶ原に断言していましたが、、、どうもしっくりと来なかったんですよねえ。上手く理由を説明できませんが。

 騙せるのは間違いないでしょうけれど、神だから長生きするでしょうから暇つぶしに墓に行くかも知れませんし、一応は大好きな暦お兄ちゃんなのですからフラッと墓か自宅に行くかも知れませんし。
 実際、蛇神撫子は暇を持て余していましたし。
 少なくとも、そこがしっくりと来ないと。




◎ 4話「ひたぎエンド其ノ肆」

○ 神様だからということもあって、貝木が日本酒を蛇神撫子に。お父さんがビールしか飲まなかったから一度飲んでみたかったと。つまり、ビールを飲んだことがあるということです。

 普通の中学生なら、親の晩酌のときにアルコールの一口くらいは飲んだことあるでしょうけれど、撫子は人間のときは過保護で異常に良い子でしたから、少し違和感。
 良い子だから、親に勧められても断らなかった、ということでしょうかね。


○ ラスト、羽川翼(cv堀江由衣)、遂に登場。羽川が神社の下で貝木を待ち伏せ。

 それにしても、何で白黒髪なのか。目立つから普段のように染めればいいのに。ホテルをとっているのだから染められると思うのですが。

 臥煙伊豆湖にバレないように、戦場ヶ原らにも内緒でこっそり帰国したのですし。

 「猫物語(白)」の後の話と示したかったのなら、白黒髪と黒髪を何度か交互に見せて登場させれば良いだけだと思いますが。

 なお、羽川の顔、表情がスッキリとし過ぎな気が。マイナス感情である虎や猫を抱え込んで、良いところも悪いところも含めての羽川翼になったはずなのに、特徴の弱い顔。

 それにより逆に気持ちがスッキリしたからという理由よりは、清濁併せ持ったことから複雑な表情になったという方が良い気がしますが。




◎ 5話「ひたぎエンド其ノ伍」

 羽川と貝木。

 霊的に乱れた町を安定させるため、臥煙伊豆湖が忍野忍(cv坂本真綾)を神社の神にしようとしたが阿良々木が拒絶したから何の罪もない撫子が蛇神撫子になったのだろう、と羽川。

 また、羽川は、撫子は他人を相手にしていない、見ていないから、本当は阿良々木も誰も本当は好きではないし、見ていない、撫子の世界は徹底的に閉じていると思うと。

 2話のところの最後にも書きましたが、ここは、好きのレベルと好きの種類の問題ですね。レベルや種類は兎も角、撫子が阿良々木を好きだったことは確かとしか思えない「化物語」から「恋物語」までの描き方としか思えませんけれど。


 視聴者にそう思わせるように作っただけで、制作者が羽川の慧眼が正しいと言うのなら、それで良いですが。


 貝木が、蛇神撫子は今は幸せそうだと言うと、羽川は、本人が幸せと思っているから幸せとは限らないから救いたいと。

 羽川の言っていることは理論的には正しいのですが、何が幸せかという絶対的な定義がない以上、現実的には半分近く間違っています。しかも、幸せだと思っている人にそれは偽物だから本物の幸せを教えようとしても、少なくとも一時的なアイデンティティ・クライシスを起こしますし、その結果として幸せになれる保証はないですし、その幸せがその前の幸せより長続きする保証もないので、そういう意味でも現実的に半分近く間違っています。

 つまり、羽川の考えは、現実的には90%以上間違っています。

 残り10%にかけるのは自由ですが、自己責任で。


○ 余接が貝木の過去話。貝木と戦場ヶ原はオープニング曲の絵のように付き合っていた様子。


○ 2月1日、戦場ヶ原と阿良々木と忍野忍は、昨夜交通事故死したと嘘をつく貝木。

 一瞬驚きの表情を見せましたが、「貝木さんも私を騙すんだね。」と落ち着いた笑顔の蛇神撫子。




◎ 6話「ひたぎエンド其ノ陸」

○ 撫子も蛇神撫子も、貝木や他人を信じていなかったし、心の闇ならぬ闇の心だということを見逃していたと貝木。

 無数の白蛇と頭などがピンクの蛇に囚われた貝木。必死に説得する貝木。


 戦場ヶ原を2年前に助けようとし、助けたのに恨まれている貝木が、そのあらましを蛇神撫子に言ったり、でも効果なし。取り敢えず、貝木の必死さは良く分かった。


○ 貝木が、撫子の部屋のクローゼットに隠していた漫画のことを言うと、本当は漫画家になりたかったのか?と言うと、超御乱心の蛇神撫子。

 貝木を殺して自分も死ぬと言うくらいに。

 超御乱心の末、漫画家になりたいと思ったことはないけれど、「分かった、騙されてあげる。」として人間に戻る蛇神撫子。


 ここはちょっとねえ。

 この程度で、というのは思春期だからということで説明はできるので不自然とは思いませんが、少しばかり弱いというか、物語シリーズでこの結末というのはちょっと、という気が。


○ ほぼ片付いたところで阿良々木が登場。
 阿良々木は、自分が撫子の気持ちに気付かなかったことが蛇神撫子になった主因(気付いても甘い阿良々木ですから、却って撫子を苦しめたかも知れませんが。)だと気付いていないようで、阿良々木のせいとは言え別の理由で蛇神撫子になったと思っている様子です。

 振られた相手と関わりを持ったら忘れにくく辛くなるだけで、それは甘さであって優しさではないわけで。
 だから阿良々木が撫子にしてあげられることはないと貝木は言ったわけで。

 普通は「甘さ」には「厳しさ」は伴いませんが、「優しさ」には必然的に「厳しさ」が伴うということを、まるで分っていない阿良々木と、分っているけれど戦場ヶ原に少しばかり甘くなってしまうことを自覚しているから却ってきつくなってしまう貝木の決定的な差。それでも戦場ヶ原に甘くなってしまう貝木。


 阿良々木は高校生ですから仕方ない面もありますが、貝木は蛇神撫子から取り出したお札を阿良々木に渡して、今度は使う相手を間違うなと言う貝木に(忍を神にすること。)、(忍も誰も、何も失いたくないから)使わないと答える阿良々木(つまり、町に怪異が現れ続けることになるはず。)。
 全てを捨てたくないから大事なものを失いかねないということ、今回は戦場ヶ原と阿良々木自身の命を失う危機だったのに。


○ さて、貝木にも甘さがあったことも、かつて騙した中学生(扇から、貝木が町に来ていると聞いていた。)に殴り殺された(ゴルフクラブかな。)一因でしょう。
 人間味のある詐欺師ということなのでしょうけれど。


 詐欺師という悪人なのに良いことをすると失敗するということかな。
 2年前にもこういうときに失敗をしたからとして、余接から心配されていましたし(5話)。

 この「恋物語」は貝木の語りなので、撫子を抱えた阿良々木が現れて貝木が助かるということも考えられますが。
 物語シリーズでは主なキャラは死んでいませんし。八九寺真宵(cv加藤英美里)は死んだとも言えますが、元々幽霊で成仏しただけですし。



◎ ただ、こうして見ると、手を引けと言うと絶対に手を引かないことが分かっているのに、臥煙伊豆湖が余接を通して貝木に手を引くように言った理由は、蛇神撫子問題の解決は貝木でないと不可能か困難と判断したから手を引いてもらいたくなかったからというのが一つ。

 一方、貝木がこのままこの町にいれば中学生に殺されることが分かっていたから、でも手を引かれては困るから、300万円という大金を渡して、お詫びの気持ちと共に死ぬ前に夜遊び(キャバクラとか。)でもしてもらおうという気持ちというのが一つ、といったところでしょう。

 (尤も、毎日1万円のさい銭+ホテル代を1日1万円+その他経費としても、2か月ちょっとなので150万円で足りるはずですが、残りは貝木の利益と考えれば300万円は純粋に妥当な金額なのかも知れませんが。)

 何でも知っている臥煙伊豆湖ですから、前者は当然に分かっていたでしょうし、後者も分かっていて何ら不思議ではありません。

 尤も、貝木がキャバクラ遊びをするタイプかは、分かりません。
 楽しむためではなく、人を騙すテクニックや女を騙すための女心の勉強のためにタマに行くかも、とは思いますが。


○ ところで、蛇神撫子は扇(cv水橋かおり)にも原因の一端があると言い、貝木を殴り殺した中学生も扇から聞いて貝木を見つけたわけで、忍野扇が暗躍しています。

 扇に謎が多いので、「終物語」とか、残りの小説も早くアニメ化して欲しいなあ。


【shin】

コメント一覧

shin{流れ星}
http://yaplog.jp/shin99shin/
>名無しさん
 私も、偽物語も含め、これまでの描写からすると撫子の気持ちは本物だと判断します。
 しかし、恋物語での、片思いをずっと続けられたら幸せ、という蛇神撫子の言葉なども踏まえると、両方を満たすのは、撫子の阿良々木への憧れ、と考えればギリギリ説明できるかな、と思います。
 あるいは、どれかに語り手の主観が入っているなどにより、正しい情報が視聴者に語られていないということも考えられます。
名無し
>撫子が阿良々木を好きだったことは確かとしか思えない「化物語」から「恋物語」までの描き方としか思えませんけれど。
私も、撫子の阿良々木への思いは、本物だったと思います。撫子は、普段は前髪を下ろして、人とのコミュニケーションを拒絶しています。化物語で、阿良々木が髪を触ろうとして、撫子に拒絶されました。しかし、偽物語では、阿良々木の前だけ髪をあげました。
撫子の髪は、心の壁なので、髪を上げるのは、壁を取り払うという意味があります。
阿良々木に対してだけは、きちんと向き合っている証拠です。
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