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「高野豆腐店の春」感想

【ネタバレ】

◎「高野豆腐店の春」(たかのとうふてんのはる)

 「豆腐は、人生の処方箋。」

 2023年8月18日(金)公開、監督と脚本は三原光尋、120分。
 藤竜也(高野辰雄 役)、麻生久美子(高野春 役)、中村久美(中野ふみえ 役)、徳井優(金森繁 役)、菅原大吉(鈴木一歩 役)、山田雅人(横山健介 役)、日向丈(山田寛太 役)、竹内都子(金森早苗 役)、桂やまと(西田道夫 役)、黒河内りく(田代奈緒 役)、小林且弥(村上ショーン務 役)、赤間麻里子(坂下美野里 役)、宮坂ひろし(坂下豪志 役)など。

・総合評価点は、上中下で中の下くらい。
 2016年前後の話しなのに、昭和の話しかと思うくらいに辰雄とその仲間(金森夫妻、鈴木、横山、日向)の言動がアレなので、ちょっと辟易。少し低めに点をつけています。
 その6人は昭和に大人だったので、言動が昭和ということ自体に不思議はないのですが、言動に何の疑問も感じていませんし、言動を笑いにしています。地方(広島県尾道市)という情報が遅れ気味の地域ということもあってなのか、自分たちの変なところに気付かないのでしょう。

○シネ・リーブル池袋での写真(最初の2枚)と、同じ階がレストラン街になっていて、そこでの展示の写真。










○なんの春かと思ったら、人生の春、娘の名前の春、季節の春。
 タイトルからして豆腐作りがメインなのかと思って見ましたが、豆腐作りは副次的で、メインは人生の春、つまり恋愛や友情。少し拍子抜けでしたが、それはそれでまあいいでしょう。
 父娘の関係がどういうものか、それがどう変化するか、というのも見所なのでしょう。

○春が結婚したいと言うのは豆腐をおろしているスーパーの担当者の西田。怒る辰雄、家を出る春、ようやく会うことにした辰雄。3人での会食でプロ野球の話しをしたときに、当然巨人ファンですみたいな言い方で言う西田というのは、ここが広島カープの広島県であることを抜きに考えても巨人ファンが嫌われる理由です。
 そもそも、いまどきそんな言い方をする巨人ファンは皆無だと思いたいですが、アンチ巨人ファンの私から見てですが、昭和世代の巨人ファンにそういう人がいたのは何人も目にしてきたので・・・

 西田が巨人ファンだと話し始めたときにこれはマズいという顔をした春、辰雄が熱烈な広島ファンなのを知っているのに西田に言っていなかったというのは謎すぎます。

 辰雄の旧友と言うか悪友と言うかの金森、鈴木、横山、日向が集めてきた写真を元に春のお見合い相手を選ぶときに、何人かを面接した辰雄、巨人ファンと聞いただけで怒って断る辰雄、というシーンもありましたっけね。

○公式HPから。
 「尾道の風情ある下町。その一角に店を構える高野豆腐店。父の辰雄(藤竜也)と娘の春(麻生久美子)は、毎日、陽が昇る前に工場に入り、こだわりの大豆からおいしい豆腐を二人三脚で作っている。
 ある日、もともと患っている心臓の具合が良くないことを医師に告げられた辰雄は、出戻りの一人娘・春のことを心配して、昔ながらの仲間たち──理髪店の繁(徳井優)、定食屋の一歩(菅原大吉)、タクシー運転手の健介(山田雅人)、英語講師の寛太(日向丈)に協力してもらい、春の再婚相手を探すため、本人には内緒でお見合い作戦を企てる。辰雄たちが選んだイタリアンシェフ(小林且弥)と食事をすることになり、作戦は成功したようにみえたが、実は、春には交際している人がすでにいた。相手は、高野豆腐店の納品先、駅ナカのスーパーで働く道夫(桂やまと)だった。納得のいかない辰雄は春と口論になり、春は家を出ていってしまう。
 そんななか、とある偶然が重なり言葉をかわすようになった、スーパーの清掃員として働くふみえ(中村久美)が、高野豆腐店を訪ねてくる。豆腐を作る日々のなか訪れた、父と娘それぞれにとっての新しい出会いの先にあるものは──。」


【shin】


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