【ネタバレ】
◎「劇場版SHIROBAKO」

「私たちは諦めない! 約束を果たすその日まで・・・」
2020年2月29日公開、水島努 監督、横手美智子 脚本、武蔵野アニメーション原作、119分。
宮森あおい(cv木村珠莉)、安原絵麻(cv佳村はるか)、坂木しずか(cv千菅春香)、藤堂美沙(cv高野麻美)、今井みどり(cv大和田仁美)、
宮井楓(cv佐倉綾音)、木下誠一監督(cv檜山修之)など。
総合評価は、上中下で中の下。
TV版「SHIROBAKO」は2014年秋から2015年冬、全24話放送。
○映画を見てから記事を読みましたが、3つとも、まさにこれ。
「劇中では、クライマックスのアクションをもっとハデに作り直すわけだけど、じゃあこの映画そのもののどこがもの足りないと感じたか、思い当たる理由は三つ。一つ目は、ピンチが来てそれを乗り越えるというヤマが二つに分散してる。二つ目は、宮森たちの頑張りが映像になってない。三つ目は、劇中で流される『SIVA』のクライマックスシーンがいま一つハジけない」
○最初の40分位がムサニの落ちぶれたシーンでした。情けなくて、覇気がなくて、見ていて飽きました。
とは言え、TV版での紆余曲折あってのハッピーエンドからの、映画で今のムサニ(株式会社 武蔵野アニメーション)の落差を見せるという事はアリなので、その後の展開を楽しみに見ていったのですが・・・
それから、映画制作の話が舞い込んできて、映画制作に邁進して、ハッピーエンドではありました。
でも盛り上がりに欠けるなど、上記の記事の点が・・・ヤマが2つなのはアリですが、2つとも低いヤマなのが・・・
ムサニのメンバーが映画を作るために集まってくる/集めるところは、TV版のワクワクを感じられるのかとも思ったのですが、それほどでもなく。
○全体として、TV版の二番煎じになってしまったような。
たいていのアニメ業界あるあるエピソードはTV版でやってしまったということでしょうか?。それゆえ、描くネタが不足していたということでしょうか?。
ただ、上山高校アニメーション同好会の5人ともがなんだかんだでアニメ業界で生き抜いていて同じ映画作りに関わったところも、なんだかんだで映画は成功したようだというところも、TV版での5人の苦労を見ているだけに、感慨深いです。
○写真
・新宿バルト9、新宿マルイアネックスにて。









・アニメイト新宿にて。



【shin】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます