コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

生きている

2014-02-11 20:10:10 | 日記
中学生になった時。
あの頃がぼくの人生で1番最低だった時代かもなぁ。


小学校まではクラスのみんなが仲良く、
誰と誰が話をしていても何の不思議もなかった。

それが中学校に上がった瞬間、
なんだかみんながよそよそしくなった。

どこかのグループに属さなければならなくなり、
上位の人間と下位の人間ができるようになってしまった。


僕はそれがとてつもなく嫌だった。

誰とでも話すようにした。
そしたら、居場所が無くなった。

しかたなく、不良グループに入ることにした。
不良グループの最下層。ドベ。

最低だった。
心無い言葉をたくさんかけられた。
でもそれはあの時代には仕方ないことで、
僕も人にたくさんかけているはず。お互い様だ。


3年生になった頃、やっと不良グループに似合わないことに気付く。
グループを移籍する。
「なんだあいつ。」という声は聞かなくとも聞こえていた。

移籍後のグループは話していて楽しかったし、
みんな優しかった。
好きな子もできた。
やっと学校が楽しくなってきた。


だから高校入学前は異常に怯えていた。
「友達できるだろうか」。
美容師さんにまで相談したことを覚えている。


そして編み出した作戦。
キャラを作る。
学園ドラマに出てきそうな異常に明るいキャラ。
結果、大成功。
入学直後で軽音楽部やらサッカー部やら、
とにかくたくさんの友達ができる。

もちろん、無理やり作ったキャラが維持できるはずもなく、
徐々に素に戻っていくが、
その後も問題なく生活を過ごせた。
学年での友達の多さはトップクラスだったんじゃないだろうか。


大学入学。
徐々に友達ができるが、なんだか居心地がよくない。
話していても全然楽しくない。窮屈だった。

僕は諦めることにした。
1人を選んだ。

友達は数名いたが(ほんとに若干名だ)、
基本的には多くの授業を1人で過ごした。

1日誰とも話さないで帰るなんて
何回だってあった。



そして、
僕は社会人になった。
休日の今日、僕は誰とも話していない。
ずっと家にいた。

それでも、幸せだった。
強がりじゃない。
とても幸せ。

社会人の良いところの一つは、
付き合う人間を選べること。
もちろんプライベートの話だ。

迎合しなくてもいい。
社会人は遊ばなくてもいい。
最高だ。

友達がいないことや、
遊んでいないことで、
「寂しい人間」というレッテルを貼ろうとする人の多さに、
少し、驚く。
そしてそんな人たちには、
こんなことを言ったってただの強がりに思われてしまう。
残念。


人生を振り返って思うこと。
僕はコミュニケーションが苦手だ。とてつもなく。
その才能を決定的に持ち合わせていない。

だからコミュニケーションについて
徹底的に考えてきたのかもしれない。
その面白さや奥深さに触れる度、
どんどんコミュニケーションそのものが好きになっていったんだろう。

自慢じゃないが、
人事部が調べた勤務先での評価は抜群に良いらしい。
小売業だから、周りの従業員と上手くやっているかが評価の対象だ。
好きこそものの上手なれ、だ。


今日は静岡のラジオ局のCMコンテストの〆切日だった。
自信作もいくつかある。
発表は3月上旬。僕がコピーライターを目指すことになってから、
1番早く結果が出るコンテストになる。
楽しみだなぁ。


僕は今、本当に幸せ。

僕の好きな人たちも、今日、幸せだったかなぁ。

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