3月12日

3年が経つけれど、
相変わらず世界は自己愛に満ちて、
他人への思いやりを忘れ、
今日も僕は陰口を叩く。

僕に生まれてきた意味は無いけれど、
誰かを幸せにするために生きていると信じたい。

僕は誰かを幸せにできる。
僕は誰かを幸せにできる。


僕は将来の子供の名前を決めている。
「春」。

よほど奥さんに反対されない限り、
譲らないつもりだ。

僕は春を守って育てるつもりはない。
こんな世の中で、自分の力で生きていけるように、
強くなれるように育てたいと思う。
それが春のためになり、春が好きになる人のためになる。

だけど、女の子が生まれたら、甘やかしてしまうだろうなあ。
それは、奥さんにまかせた。
僕は甘やかす担当だ。


春はみんなにやってきてくれる。平等に。
みんなを暖かく包んでくれる。

今年も春が来るなあ。

明日の座右の銘は
「春、来たる。強くなる。」


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