機能と目的と家族とカップルの話

今日も「ほぼ日」の感想文を。

糸井重里さんは語る。

集団には「目的」や「機能」がある。
どんなにゆるいバンドでも
「この曲をやろう」という目的があり、
「ギターをやる人」、「ドラムをやる人」という機能が求められる。

だけど、
「家族」には目的や機能は不要なんだ。
ただ、そこにあることそのものが家族。



すごく納得できた。
そして、それを踏まえ、思うことがある。
僕が若いから、こういうことを考えるのかもしれない。

「彼氏」「彼女」には、
「目的」や「機能」が求められることが多いのではないか。
それが良い、悪いではなく。

「美女」としての機能。
「稼ぎのいい男」としての機能。
「寂しい思いをしないため」という目的。
「高め合う」という目的。


そういえば僕の友人に、
もう何年も目的や機能を必要としていないカップルがいる。
ただお互いがそこにいるだけで納得し合えているような。


もっと若い頃、ヤツは言っていた。

「カップルで高め合いたい、っていうのが俺にはよくわからないんだ。」

ヤツが言いたかったことが、
というよりも、ヤツの生きている世界が、
今さらになって少しわかるようになった。
ヤツに比べて、
僕はずいぶんとスローペースで大人になっている気がする。



「ただ、この人と居たい。」
って思えるような恋愛がしたいなあ。


明日の座右の銘は
「相思相愛」