コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

イニシアティブについて

2014-04-24 23:20:28 | 日記
とてもまちがいやすいことなのですが、
人がなにかを語っているとき、
イニシアティブは、聞いている側にあるのです。


今日、ほぼ日刊イトイ新聞というサイトの中で、
糸井重里さんが語られていた。

本当にそうですね。
どんなにいいことを語ろうとしたところで、
相手に聞く気がなければ、聞いてもらえない。
根本から成り立たないんだ。


2つ、
話をしたい。

1つは、会話について。

会話をする際、傲慢な態度の人は意外と多い。
(たまたま僕の周りにはそういう人が多いのか、
僕が穿った見方をしているのか)

何を話しても
「それはね、こういうことなんだよ。」
という決めつけた話し方をする。

そういう人は
「と、思うけれど、君はどう思う?」
という会話はできない。
そしてこちらの意見に耳を貸さないどころか、
話を聞いてもいない人は多い。

相手が待つイニシアティブを理解していない。

僕はこういう人たちとの会話は楽しめない。
発展がないから。

僕はできているぞ、
と悦に入るつもりは全くないけれど、
そういえば僕は「どう思う?」と聞くことが
多い気がする。
まあそれは自信の無さの表れでもあるのだけど、
「どう思う?」と聞くことで、相手に会話に参加してもらうというのは
結構重要かもしれない。
「まず聞くから僕の話も聞いてね」
というメッセージを送る役割も果たしていると思う。

「と思う」という言葉も僕はわりと好きだ。
「と思っているのですが、どうでしょうかね?」
という意味をこのブログでも含ませてきたつもりだ。



もう1つの話、
このブログについて。

本当にありがたいことに
このブログを頻繁に読んでくださっている方々がいる。

当然、イニシアティブは今、読んでいるあなたにあります。
この瞬間にページを消してしまっても何の問題もない。
なのに読んでくださっている。

それはあなたに人の話を聞く能力がある、
ということだと僕は思います。
書いている僕より何倍も、
読んでいるあなたの方がすごい。

糸井さんも語っていましたが、
語りたがる人は多いけれど、
聞ける人は少ないですから。

僕は本当にそう思いますが、
どうでしょうかね?

明日の座右の銘は
「内容よりも、入り口または関係性。」

今日書いたAmazonレビュー
[CD「五月の蝿/ラストバージン」RADWIMPS]

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2 コメント

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Unknown (オクー)
2014-04-25 08:20:04
これは、まんま広告にあてはまることですよね。
垂れ流し的に広告はあちらこちらにあって
勝手にいろいろと語りかけてくるけれど
本当に届くものはそんなにはない。
それは作り手側の問題であるわけです。

僕自身もブログをやっているので
コメントくれたり、ランキングのボタン
押してくれたりする人がいると
すごくうれしいんですよ。
だから、気になるブログには
こうしてコメントするようにしています。
独善的で、
聞き上手かどうかわからないけれど。
返信する
Unknown (シン)
2014-04-26 01:01:51
いいことを言おうとするのではなく、
「本当に届く」にはどうするか考え続けなければいけませんね。

僕はオクーさんを独善的だとは思いませんし、
仮に独善的だったとしても、
僕のように喜んでいる人間がいますから、
その事実だけで良いのだと思います。
本当にいつもありがとうございます。
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