新名眼科 院長日記

新型?ブルセラ症

今日もよいお天気。
暑くなりそうです。


国立感染症研究所によると、長野県の男性が人獣感染症「ブルセラ症」に感染し、腎機能不全になる重い症状になっているようです。

男性はかつてトラック運送業に従事し、現在は無職。
自宅は長野県内の山奥にあり、海外へ行ったことはなく、猫や鶏を飼育しているということです。

昨年4月上旬ごろ食欲不振があり、39度を超える高熱が1週間続きました。
2カ月後には腎機能が急速に悪化し、急性腎障害による尿毒症の診断で入院。
治療後も腎機能は回復せず、現在も透析治療を受けているということです。

感染研は、病院から男性の検体の送付を受けて診断。
これまでに報告されていないブルセラ症の新しい菌種であることが分かりました。
自宅周辺の土壌や鶏糞などを採取して調べましたが、ブルセラ菌は検出されませんでした。

菌の遺伝子解析で、宿主がネズミなどの齧歯目に近いことも判明。
感染したネズミなどと男性が接触した可能性もあるということです。
感染研の担当者は「特異な事例であり、一般の人が心配するような感染例ではない」と説明しています。

症状が重いだけに心配ですが、これからの情報に注意したいと思います。
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