新名眼科 院長日記

10年生存率

今朝は雪こそ降っていませんでしたが、冷え込みは本格的です。

気象庁は20日05:00に「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第9号」を発表しました。発達した低気圧が北海道の東海上で動きが遅くなっており、北日本から西日本では強い冬型の気圧配置が続いています。

近畿地方
24時間降雪量:50cm
高波    :7m
警戒    :猛ふぶきや吹きだまりに伴う交通障害、暴風(~きょう20日朝)
       高波(~きょう20日夕方)
注意    :なだれ、着雪




国立がん研究センターは、全国がん(成人病)センター協議会の協力を得て初めて集計したすべてのがんの全臨床病期の10年相対生存率が58.2%だったと発表しました。

生存率算出結果の概要

http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20160120.html

全部位全臨床病期の5年相対生存率は68.8%でした。
1997年の62.0%から徐々に改善している傾向がみられます。これは、化学療法、放射線治療や早期発見技術の進歩が貢献していると考えられます。

(1) 90%以上 前立腺(100%)、乳(92.9%)、甲状腺(91.6%)
(2) 70%以上90%未満 子宮体(84.9%)、大腸(75.9%)、子宮頸(75.1%)、胃(73.1%)
(3) 50%以上70%未満 卵巣(61.0%)など
(4) 30%以上50%未満 肺(43.9.%)、食道(42.3%)、肝(34.8%)など
(5) 30%未満 胆のう胆道(28.9%)、膵(9.1%)など


千葉県がんセンター研究所の三上春夫所長は、10年相対生存率を算出する意義について、「がんという病気は、5年や10年で終わるものではなく、私たちは長い経過の一部を切り取って評価をしている。これにより、がんを長い経過でとらえることができる」と話しています。

早期発見、早期治療で癌での生存率があがっています。
定期的な健診、早期受診が大切ですね。
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