新名眼科 院長日記

多剤耐性菌

今日も快晴の大阪。
外は暑いです。

読売新聞によると、
インド・マドラス大や英健康保護庁(HPA)などの国際研究チームが、抗生物質がほとんど効かなくなる遺伝子を持つ多剤耐性菌がインドやパキスタンで広がり、両国に旅行して感染する例が増えていると、英医学誌に発表したそうです。
この遺伝子は細菌が染色体とは別に持つ小さな環状DNA「プラスミド」にあるため、細菌から細菌へ移りやすく、多剤耐性菌によく使われる「カルバペネム系抗生物質」が効かないことがわかっています。
パキスタンで交通事故に遭い、入院した際にこの耐性菌に感染したベルギー人男性が帰国後の6月に死亡したのが最初の死者だそうです。
インドなどで治療を受けた際に感染した人は英国やオーストラリアでも見つかりました。
研究チームは、この遺伝子を持つ細菌が世界各地に拡散する可能性が高く、各国当局が協力して監視する必要があると指摘しています。

今後どうなっていくのか見守りたいと思います。


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