しみころ日記

清水智子が日々のあれこれを5・7・5とともに小出しにします
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LOVE

2007-09-29 12:16:00 | Weblog
朝よくみかける牛乳配達のおじいちゃんがいる
いつも3輪の自転車の前後にいっぱい牛乳瓶の入った袋を入れて配達している。

推定80歳の腰の曲がったおじいちゃんで、ひたすら前を見てよっこらよっこら自転車をこいでいる。

いつも信号待ちか自転車をこいでいるところしかみたことがなかったけど、昨日は人が3人横並びで通れるくらいの歩道脇の町内会のテントにいたおばさんに牛乳を渡しているところに出くわした
そこに信号が変わって私を含め数人がさしかかり、あ、通れるかなと思ったそのときおじいちゃんがすぐ横目で確認して自転車を脇に寄せてくれた。

素敵

よく道の真ん中で立ち話に夢中になって通行人の邪魔になっているのに気づかない人もいるけど。

私がいつもその牛乳屋の跡継ぎがいるのかどうかまで勝手に心配し、すれ違っては熱い視線を送っていたおじいちゃん。
重くて足腰つらくてしんどいんじゃなかろうか、と手伝いもしないくせに振り返って見守っていた私。

いろいろと余計な詮索をしていたけど、おじいちゃんにとって牛乳配達は『生きがい』とかいう大げさなものでもなく、日常として当たり前に存在することなのかもしれないな、とぬくぬくした心で感じた。

私が横目返しでしっかり確認した袋の中には牛乳瓶40本。
これを4袋
牛乳だけでも32kgに瓶の重さ

ほんと頭が下がります。
けど、なんかすごく晴れ晴れした気持ちになったのだった。
私も自分のやるべきことをいいかんじでやっていきたいな、と思えたからかな。