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四国最南端の岬を歩く‥その(2)

2022-06-18 07:12:56 | お遍路さん

小雨の降る県道321号、民宿久百々を出発してから40分、時々スピードを出した車が・・

・・水しぶきを上げるのを避けながら歩いていると前方に小学生が見えた。

通学中の子供。

幡陽小の近くで小学一年生の「じゅんや君、みやちゃん」と歩く。

大岐海岸の砂浜では突然の集中豪雨で砂に靴が埋まって一目散に県道321号へ逃げた。

以布利港では大阪海遊館でしか見られない大水槽のジンベイザメを特別に見学することが出来た。

以布利の遍路道の途中では小夏生産農家の菊池脩さん77歳と出会いがあった。

足摺岬まで、小雨が止むことも無く合羽を着たまま脱ぐことが一度も無かった。

足摺岬の金剛福寺に14時30分頃到着し早々打ち終えた。

足摺岬に到着するまで、土佐市から浦の内東分の民宿さざなみまでの24,5kmは一日中激しい雨の中。

ビニールハウスで雨を避け、空になった倉庫の中、生い茂る木の下、軒下を何度も利用しながら民宿に着いてみると、

私を除いて他の客は全てキャンセルで、民宿の2階の襖で仕切られた4部屋全てを私一人貸し切りで、

心置きなく占領できた。

民宿に着くや否や濡れた下着を洗濯機に掛けながら風呂に入り、風呂から上がる頃には洗濯も終わっていた。

2階の全ての部屋を利用して翌朝まで自然乾燥に備えた。

今回足摺岬まで歩いた距離193,3キロ・・・遍路靴のお陰で何の苦痛も無く爽快な気分で四国の自然を十分楽しむ事が出来た。

前回の室戸岬と今回の足摺岬を終えて四国の代表的な岬を終えることが出来た。

次回は一番霊山寺から最も遠い観自在寺・・・土佐から伊予へ。

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