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【アホかぁぁ!②】世界の大失敗ビフォーアフター事例!【まぁ、なんと言う事でしょう…(涙目】 第2回(5回シリーズ)

2017-07-16 01:20:04 | 歴史

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(担当S)


※本記事は2016/12/13に投稿した記事に、修正を加えて再投稿したものです。
 


 某テレ朝の人気番組「劇的ビフォーアフター」が何だかよく分からない諸事情により打ち切りになったようですが、この番組には失敗したリフォーム事案と言うのが結構あったみたいです。
 それで打ち切りになったがどうかは分かりませんが、世界には更に凄すぎるビフォーアフターの失敗事例と言うのがあるようです。
 そこで今回は世界の大失敗ビフォーアフター事例を、担当Sの独断と偏見で選んで紹介していきたいと思います。
 
 ■「犯人は誰やぁ!?責任者でてこぉ~い!」世界のぶっ飛び大失敗ビフォーアフター事例 第2回(5回シリーズ)
 
●ウィンチェスター・ミステリー・ハウス(アメリカ)
 一見すると普通のお屋敷のように見えますが、このお屋敷は38年間も増改築され続けたのにも関わらず、中は欠陥だらけなのです。
 どうして、そうなったかについての理由は後ほど説明するとして、まずは数々の欠陥内容を紹介していきたいと思います。
 びっくり仰天するような欠陥が、このお屋敷には満ち溢れているのです。


 
 
【欠陥1】階段の先が行き止まり
 これは酷い!
 何をどう間違えたら、こんな事になるのでしょうか?
 なかなか凄い欠陥ぶりです。
 
 

【欠陥2】複雑すぎる構造の階段
 写真は階段を横から見たところですが、右や左に方向転換しすぎです。
それに、こんなに傾斜が緩いのも意味不明です。
 こんな階段では1階から2階に上がるだけでも、結構な時間がかかりそうです。
 全く訳が分かりません。

 

 
【欠陥3】扉を開けたら、そこは空中
 これも酷いです。
 下手したら下に転落する恐れがあります。
 大きなお屋敷では家具などの搬入用に、こう言う扉が設けられる事がありますが、もし言う事が目的で設けられた扉ならウィンチや滑車を掛ける為の突起が何処かにあるはずです。
 しかし、この扉には、そう言った突起が見当たりません。
 これは建築業者が、間違った所に扉を設置したからでしょう。

 

 
【欠陥4】扉を開けたら、そこは壁
 これも酷いです。扉を開けたら壁なんて、扉の意味をなしてません。
 この扉を付けた人は、一体何を考えていたのでしょうか?

 
 

【欠陥5】何故か床に窓
 一見すると天窓のようにも見えなくもないですが、天窓の周囲に普通、手すりを付けたりはしません。
 これは明らかに、床に間違えて窓を取り付けてしまっているのですが、一体なにをどう間違ったらこんなミスを犯すのでしょうか?
 



 
…と、ウィンチェスター・ミステリー・ハウスは、なかなかハイレベルな欠陥を幾つも抱えているお屋敷なのですが、これらの欠陥の全てが、実は意図してその様に造られたんだ言われたら、あなたは信じられるでしょうか?
 このウィンチェスター・ミステリー・ハウスは、「ウィンチェスターライフル」の販売で一財産を築いたウィリアム・ワート・ウィンチェスターの未亡人、サラ・ウィンチェスターが建てたお屋敷なのです。
 サラ・ウィンチェスターは1866年に娘のアニーと死別し、更に1881年に夫にも先立たれ、ショックと深い悲しみのあまり、すっかり精神が参ってしまい、友人に紹介してもらった霊媒師に救いを求める様になります。
 しかしその霊媒師は、サラに思いもよらない様な不吉な事を告げます。
 霊媒師によると娘や夫がサラより先に死んだのは呪いのせいであり、その呪いは「ウィンチェスターライフル」によって命を落とした数千もの人々の霊によるものであると。そしてその数千もの霊たちは、今も虎視眈々と復讐のチャンスを窺っているのだと。
 現代なら、この手の話を信じやすい人ですら馬鹿馬鹿しいと鼻で笑ってしまいそうな話ですが、サラが生きた19世紀後半は降霊術とかが真面目に科学の一分野として研究されていた事があり、その影響もあってか霊媒師の話をサラは真実を述べているのだと信じてしまいます。
 恐ろしくなったサラは霊媒師にどうすれば呪いから逃れられるのかを尋ねると、霊媒師はサラにこう告げました。
 「西に行き、自分自身と霊たちを慰める為の屋敷を建てるのです。屋敷の建設を決して止めてはなりません。もし止めたら、死は速やかにあなたの元に訪れるでしょう」
 この霊媒師の助言に従い、サラはそれまで住んでいたコネチカット州のニューヘイブンからカリフォルニア州に引っ越すと早速、霊たちを慰める為の屋敷の建設に乗り出します。
 実は、この霊たちを慰める為に建てた屋敷と言うのが、ウィンチェスター・ミステリー・ハウスなのです。
 霊たちの復讐を常に恐れていたサラは、屋敷を立てる時にあるアイデアを盛り込む事にしました。それは屋敷中を迷路にして、サラに復讐しようとする霊が屋敷内に入ってきても迷ってしまい、決してサラがいる部屋には辿り着けない様にすると言うアイデアです。
 そのせいでウィンチェスター・ミステリー・ハウスには、訳の分からない行き止まりや、意味不明な階段や扉が幾つも作られました。
 こんな迷路みたいな構造をしているのに、サラは自分の身の回りの世話させる為に使用人を雇っていたそうです。こんな構造の屋敷では、使用人はさぞ大変だったでしょうね。
 霊媒師に言われた通り、サラは自分自身が亡くなるまでの38年間、ウィンチェスター・ミステリー・ハウスの建設を休む事なく続けましたが、サラが亡くなると遺族はこの屋敷を気味悪がって放棄しました。
 それから数十年間は住む者もなく、荒れるに任せるままになっていたのですが、1950年代にひょんな事からウィンチェスター・ミステリー・ハウスがテレビに取り上げられるとアメリカ中で有名になり、歴史的な財産と見なされるようになった事から、痛みが激しかった屋敷の本格的な修復作業が実施されました。
 今ではすっかり綺麗なお屋敷になり、カリフォルニア州の貴重な観光資源の一つになっています。
 しかし、一歩間違えれば(一歩間違えなくても)幽霊屋敷だと思われかねないウィンチェスター・ミステリー・ハウスを、歴史的な財産として扱ってしまうのはアメリカらしいと言うか何と言うか…
 
 
 
 
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