かめよこある記

~カメもタワシも~
To you who want to borrow the legs of a turtle

世界の天心で

2006-05-13 21:26:49 | ぶらり亀旅


 昼過ぎ、自宅を出発。
 辿りついた先は、オーストラリアでも四国でもなく、そこはむしろ茨城県のはずれ北茨城市。
 たしか石井さん※の実家は北茨城では?
 ますます河童出現に期待が高まります・・・。(?)
 「磯原シーサイドホテル」に一泊。
 全室オーシャンビューの客室からは、「二ッ島」といわれる島というよりは、むしろ岩が見え、前回の写真がその大きいほうで、ちいさいほうはホント岩です・・・。
 もう少し足をのばせば、もうそこは福島県いわき市。
 勿来(なこそ)の関や、美空ひばりの「みだれ髪」でも有名な塩屋岬もすぐそこ。

 ♪ 春は二重に巻いた帯 三重に巻いても余る秋

 というアレですね。
 食欲の秋にそんなバカなっ!?というアナタ。
 ダイエットソングではありませんゾ! 

 翌朝。
 今回はそこまでは行かず、ちょっとだけ足をのばして五浦(いづら)海岸に。
 海に突き出た岩場に、岡倉天心の六角堂が建っている。


 新潟妙高の六角堂は雪に埋没。
 こちらは海に水没ということもなく、ひとまず安心。(あたりまえか?^^;)
 天心は、ここで釣りや読書を楽しんだとのこと。
 時代の先端を行く人間は、地形的にも先端がお好き?
 この六角堂でも美術研究所でも、なんでわざわざこんな崖っぷちっ!?
 (当時の天心の心境を表していたようだが・・・。)

 その後は「茨城県天心記念五浦美術館」で、伊東深水展を。
 朝丘雪路のお父様であり(我が家では母だけがそれを知っていた。やっぱ亀の甲より年の功!?)、美人画でも有名とのこと。
 展示室入り口で、好評だというので音声ガイドの機械をレンタル。
 (作品脇に表示してある番号を機械に入力すると、イヤホンからその作品の解説が流れるしくみ。)
 耳をすませて作品を鑑賞。「瞳をとじて」ね。(^^;)
 そうすることで、じっくりと作品を眺められたのもまた事実なのですよ。 



 じっくりと読書や物思いに耽るには最高のロケーションでしょ!?

海辺にカメか?」←現在地→「かみね公園の猫

※米米クラブのボーカルの方のことと思います。


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海辺にカメか? | トップ | かみね公園の猫 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最後の写真 (shiromi)
2006-05-13 21:55:55
いいですね~。

音を聴いて 景色を見て・・・・。

家からは遠いけど行ってみたくなりました。

返信する
どうもこんばんわ。shiromiさん (かめよこ)
2006-05-13 22:05:37
 最後の写真。

 六角堂の中をガラス越しに撮ったものですが・・・。

 潮風で汚れたガラスをティッシュでふきふき、撮っていた暇人はワタクシです。(^^;)

 実際には鍵がかかっていて入れません。

 あくまで、想像でくつろいでみてくださいね。
返信する
スバラシイ眺め (カズ)
2006-05-13 23:13:58
かめよこさん、こんばんは。

ラストの部屋、いいっすね。ここでならたくさんの本を読めそうだし、本の飽きたときにも最高の眺めが待っている。これは贅沢ですよ。入れたらいいなぁ・・・。

風雨を寄せ付けない点では、鵜原理想郷の東屋よりもいいね。
返信する
みだれ髪 (モノスヤ)
2006-05-14 19:20:43
いいなあ>みだれ髪

好きな曲なんです



とてもじゃないけど歌おうなんて思えないけど・・・



「セカチュウ」感想ありがとうございました

私は何となく恥ずかしくて

瞳そらさずに観るなんて無理そうって思ったの・・・



率直なところありがとうございましたm(__)m



物思いに耽りたいな

(耽ればって言われそうだけどね・笑)
返信する
カズさん。こんばんわ (かめよこ)
2006-05-14 21:09:39
 そうですね。

 全天候型。野球でもなんでも、雨の日はダメなんて不公平だもんね。

 もはや、理想をこえた読書ドームっ!?

 でも。嵐の夜には、さすがにやばいかも?(^^;)
返信する
こんばんわ☆モノスヤさん (かめよこ)
2006-05-14 22:06:10
 いいとこだよ。塩谷の岬。

 潮風にあなたの髪も自然とみだれ髪?



 セカチュウ。見るつもりはなかったけど、ウッカリ見てしまいました。

 モノスヤさんだってだいじょうぶ。瞳をとじてれば!



 忙しいモノスヤさんには物思いに耽る暇はなし。

 だからこそ、どっぷりと浸かっちゃってくださいよ。ここ天心堂で!

 ただ。水没には注意! 
返信する

コメントを投稿

ぶらり亀旅」カテゴリの最新記事