英語も身につけたいけど、なかなか脳に浸透していかない。日頃、触れる英語といえば、ブートキャンプのビリー隊長の掛け声ぐらいのもの。
そこで目をつけたのが、言葉といってもプログラミング言語。(単なる思いつき!)学校でもプログラミング教育がはじまるっていうし、いいんじゃないかな?
プログラム言語といえば、以前、旧石器時代にBASICとマシン語をかじった程度。(なんじゃそりゃ!?)
以前、ホリエモンの本を読んでいた時、パソコン少年だったらしい彼とけっこう重なる部分ってあるもんだなと思ったことがあった。
「いつかは死ぬことが怖くて、布団の中で泣いた」には、ひどく共感。(たしか、どこかにそんな記述があったように思うが定かではない)
とはいえ、かたや時代の寵児、かたや片田舎の小心民。そんな日本人のなんと多いことか・・・(?)
いってみれば、タイピングチャンピオンに「俺も早いぜ」と息巻いてるようなもの。(違うか)
数年前にも一度、プログラミング熱が盛り上がったことがあった。
これまた、ふとした思いつき(!)で、3DSで動くBASICってないのかな?と探してみたら、「プチコン」というのをみつけた。
タッチペンでプログラムをプチプチ打ち込んでいくのだが、入力候補もあって意外と苦にならなかった。
いくつかゲームをつくった。RPG、シューティング、アクション、迷路、オセロ・・・。
かっては、雑誌のプログラムを打ち込んだり、本で学んだりすることはあっても、なにひとつ自作ゲームを完成させられた試しはなかった。
飛躍的に進歩した掌の上の小さなゲーム機の中で、過ぎ去り日の少年のささやかな夢がかなったのだった。
かってのパソコンの処理速度が富岳にくらべれば気絶するほど遅いせいもあり(あたりまえか)、BASICのような直接CPUに命令しない言語では、アクション等動きのあるゲームは難しかった。
なにしろ記憶メディアはカセットテープ。(ウソではありません)
テープがガーガーピーピーとがなりながらプログラムを読み込む間も、ゲーム画面が線を引いたり色を塗ったりして描画を終えるまでも、何をするにもとにかく待った。
行列の店に並ぶひとにも似て、ほしいものを手に入れるには待つより他なかったのだ。
「その女、くノ一」
「その女、くノ一2」
入門書を探している中で、否が応にも目にとまったのが「こんにちはPython(パイソン)」。
「あらしと学ぶプログラミング入門」とある。もちろん、「あらし」といっても国民的アイドルグループのことではない。
彼らが登場する前までは、「あらし」といったら「ゲームセンターあらし」のこと。(諸説あります)
高橋原人より前の時代には「あらし」がゲーセンで大暴れしていたのだ。
入門書を読んで、まず驚いたのは「printだのifだのって、書式こそ違うものの、最新のプログラム言語といってもBASICみたいなものだったのか!?」ということ。条件分岐ならif、繰り返しならforやwhileだ。
といっても、それは基礎の基礎的な話であって、耳慣れないオブジェクトだのインクタンク(?)だのとややこしいんだけどね。
実は、この本の前身にあたる「こんにちはマイコン」も持っていた。スカッシュゲームを作りながらBASICでプログラミングを学んでいくというもの。
「こんにちはパイソン」でも、つくるのはスカッシュゲームという趣向が泣かせる。
これならいけそうと前のめりになって、いきなり巻末プログラムを、あらし直伝の炎のムーンサルト打ち(?)で速攻打ち込んでしまったよ。
コンピューターが「パソコン」と並んで「マイコン」と呼ばれ、それこそ人々が「マイコンピューター」を持ちはじめた時代。
当時のパソコン(結局、こちらに軍配)には、必ずBASICというプログラミング言語が搭載されていた。なにしろファミコン用のBASICまであったくらいだ。
いつしかBASICはすたれて主流ではなくなってしまっている。
プログラミン教育が義務でも何でもなかった時代に、けっして少なくない数の人々が学んだBASICが生かされないって、もったいない気もするな。
もっか、Pythonの本を片手に、JavaScriptのプログラムを打ち込んだりしているよ。
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