かめよこある記

~カメもタワシも~
To you who want to borrow the legs of a turtle

海辺の亡骸

2006-05-22 20:10:48 | かめよこ話


 本日の成果。
 下巻に読み進めていた「海辺のカフカ」を読了。
 「この父親をなんとかしなきゃな~。」
 なんて物騒な事つぶやきながらも、箱入り娘が二度の嫁入り。(^^;)

 「海辺」に感化され、海辺を歩く。
 波の上には黒いサーファーが、波打ち際には腹白い鳥たちが潮干狩りに興じる。
 丘の上では、白い風車が潮風を受けとめる。
 白い貝殻が埋め込まれた夕暮れの砂浜に、黒い鳥の死骸が点々と横たわる。

 そこで僕は君と出会う。

 突然の侵入者にも君は身じろぎもできない。
 そこは車両侵入禁止の柵の中だったが、もし車が乗り入れていたら、気づかれずに轢かれてるも知れない。
 潮風と侵入者に怯えながら、じっと死を待っているのだろうか?

 


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6 コメント

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ちょっと、ちょっと! (カズ)
2006-05-22 21:06:40
かめよこさん、こんばんは。

この鳥さん、なんとかならないの?

このまま死なせてしまうのは・・・。

手を尽くしてダメだったのなら、それは仕方がないけれど、なんとか助けてあげたいよ~。

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かなしいけど (zebrafinch)
2006-05-22 22:10:34
私も千葉の海でこの鳥たちを見たことがあります。

なんだか昔なにかで読んだ「象の墓場」っていうのを思い出しましたよ。死期を悟った象はみんなそこへ行くって話。。。



私が見たとき、まだ息がある鳥たちは海のほうを見ていました。なんだか切ない風景だけれど、最後に目に映るのが自分が今までとび続けてきた海である、というのは幸せなことではないかなー。
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切ない目 (モノスヤ)
2006-05-23 08:05:55
をしているように見えますね



鳥の気持ちは鳥にしかわからないし

そもそも鳥が何か考えているかどうかもわからない

けれど



これも自然の摂理なんでしょうか・・・



人間が自然を壊し続けていけば

それは不自然な自然の姿かもしれませんね



人間の手にも限りあるしね・・・
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カズさん。こんばんわ (かめよこ)
2006-05-23 21:19:16
 助けてあげたいのは、やまやまなんですけどね~。

 ボクには何をしてあげることも出来ません。

 写真をパチクリ撮る事しか。

 どうしたの?

 って、たずねても鳥は首を振るばかりです。
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こんばんわ。zebrafinchさん (かめよこ)
2006-05-23 21:33:00
 この鳥は、やはり死んでいくのでしょうか。

 死骸が続いた先に、この鳥がうずくまっていたので、この鳥も?とは思ったけど。

 うずくまって、こんなトコロで卵でも抱いているのか?

 そんな訳ない?

 知識もないので、勝手に想像をめぐらすことしか出来ません。

 確かに悲しげな目ではあるけど、穏やかな目でもあるとも言えますね。
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こんばんわ。モノスヤさん (かめよこ)
2006-05-23 21:39:15
 鳥語がわかればいいですけどね。

 バドリンガル?でも首につければ、わかるでしょうか。(^^;)

 ちなみに、ひとつにはこう言ってるかも知れません。



 なんだよ。おまえ。

 早くあっち行けよ!



 って。



 こういう鳥もいるわけだから、ひとつには車両乗り入れ禁止も意味のあることだなとは、思いましたね。
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