shig**のブログ

shignoとshigenが日々をblogするところです。

外からxianの電源を入れたい。

2011-03-28 21:51:57 | xianでサーバー
主に計画停電対策。
気温が高くなってきてるから、しばらくはなさそうだけれど、夏には確実に行われることが分かってるので今のうちに。
計画停電は1グループ3時間単位で行われているけれど、仕事とかでいつも家にいるとは限らない。
ということで、家の外からxianのOFF/ONが出来るようにします。


■電源のOFF
これは簡単。元々外部からSSH接続できるようになってるので問題なし。
コマンドは、
#shutdown -h [時間] [コメント]
でok。時間はhh:mm形式で指定。コメントはなくても大丈夫。


■電源ON
こっちが本題。
一度停電になってしまえば、復帰時に勝手に動き出してくれるけれど、停電にならなかったときに電源を入れる手段がない。
(BIOSの設定で電源復帰時に自動起動するようになってる)
色々調べてるとWakeup On Lan(WOL)が使えそう。

というわけで、ルーターを新調することに。
・・・まぁ色々あったけれど、今使ってるルータも古くなってたので、買い換えは検討してたw
最近のルーターはWOLに対応してる機種が増えてるみたいで、ありがたい限り。





その前にxianがWOLに対応しているかを確認。
ifconfigで接続しているIFを確認してからethtoolを実行。

# ethtool eth0
Settings for eth0:
Supported ports: [ TP ]
Supported link modes: 10baseT/Half 10baseT/Full
100baseT/Half 100baseT/Full
1000baseT/Full
Supports auto-negotiation: Yes
Advertised link modes: 10baseT/Half 10baseT/Full
100baseT/Half 100baseT/Full
Advertised auto-negotiation: Yes
Speed: 100Mb/s
Duplex: Full
Port: Twisted Pair
PHYAD: 0
Transceiver: internal
Auto-negotiation: on
Supports Wake-on: pumbg
Wake-on: g
Current message level: 0x00000033 (51)
Link detected: yes

下から3番目の「Wake-on:」がgとなっていれば有効状態。
ethtool -s eth0 wol gを追加しないと動かないって言う記述も散見されてるけど、家の環境は大丈夫。
・・・というか追加してないはず・・・記憶がないw


ただし、WOLで使う「マジックパケット」はルーターを超えられないので、外部からのパケット送信は実質不可能。
このあたりの理屈はここが詳しいです。流石は清水氏・・
要はARPキャッシュが消えると、IPアドレスからMACアドレスを引けなくなるので上手くパケットが送信できない。

というわけで、ここで新型ルーターの機能を使います。
設定画面に専用の画面が用意されていて、ルーターからWOLパケットを送信できる。


最後に設定画面へ外部から接続できるようにVPNを設定して終わり。
実はこのVPNに接続した機器から直接WOLを送信しようと思ってたのだけれど、PPTPからはブロードキャストが届かないらしい・・(不覚!!)

色々だらだら書いてきたけど、電源を入れるときは外部からVPNでルーターに接続して、設定画面を開いてWOLを送信すればOK。
VPNについては気が向いたときにでも。(実は仕組みとか分かってないw)

とりあえず、外部からサーバーのON/OFFが出来るようになりました。

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