筋診断法 色と健康 健康を害したらその復活をお手伝いします。

健康の基本は「生活の正しさ」です。「正しい姿勢」「正しい食事」です。もし、体を壊したら基本に立ち返りましょう。

噛む力と栄養 (8020運動)

2017年10月09日 | 筋診断法

噛む力と栄養

8020運動;80歳で自分の歯を20本以上保つことを目標にしましょう。

我々の生命活動は食べることによって支えられています。

 噛むことの効用

胃腸の働きを促進 - よく噛むことで消化酵素がたくさん出て消化を助ける 

肥満予防 - よく噛んで食べると満腹中枢が働いて食べ過ぎない 

脳の発達   -よく噛む運動は脳細胞の働きを活発にする

         子供の知育を助け、高齢者は認知症の予防に役立つ

ガンの予防 - 唾液中の酵素には発がん物質の発がん作用を消す働きがある 

味覚の発達  - よく噛んで味わうことにより食べ物の味がよくわかる 

全身の体力向上  - 力を入れて噛みしめたいとき歯を食いしばることで力が湧く 

言葉の発音がはっきり -よく噛むことにより口の周りの筋肉を使うため表情が豊かになる

               口をしっかり開けて話すと綺麗な発音ができる

歯周病や虫歯の予防  -よく噛むと唾液がたくさん出て口の中を綺麗にする 

*歯周病はsilent disease(静かな病気)と云われ、気が付いた時にはかなり進行しています。

 歯周病は生活習慣病の一つですが糖尿病や喫煙者、骨粗しょう症、心臓病、肺炎、動脈疾患、

 低体重児出産、感染症心内膜炎など関連が指摘されています。 

十分に噛めない人は 

◆自分の歯の調子に合わせて軟らかい食物を選んで食べる傾向があり、高カロリーで太っているのに低栄養の状態です。

◆血清アルブミン濃度が低かったりビタミン、ミネラル類が不足したりしている人は歯周病が進行しやすい。

◆上下の歯のしっかりした噛み合わせ悪い人は身体のバランスを保つ力や、筋力が低下するリスクが高まる 

高齢になっても噛んで食べられるようにするにはどうすればいいか

 1.一口30回以上噛む習慣をつける

 2.歯磨きだけでなく歯間ブラシも使う

 3.かかり付けの歯科医院で定期的に検診を受ける

 4.歯が減ったら入れ歯などで噛む力を維持する