筋診断法 色と健康 健康を害したらその復活をお手伝いします。

健康の基本は「生活の正しさ」です。「正しい姿勢」「正しい食事」です。もし、体を壊したら基本に立ち返りましょう。

♪胡麻をすりましょう、陽気にゴマを・ねっ♪

2014年08月18日 | 筋診断法
胡麻


☑紀元前3500年ころ、インドが栽培の発祥地

☑食品分類; ナッツ

☑栄養素; 半分は脂質(8割がリノール酸とオレイン酸で身体に必要な油)、他タンパク質、炭水化物、食物繊維 

☑胡麻の種類;金ゴマ、白ゴマ、黒ゴマ

☑胡麻の効能;

便秘、抜け毛、薄毛、白髪、動脈硬化、高血圧、貧血、生理痛、咳、やけど、切り傷、
アンチエイジング、美肌、ダイエット(体脂肪の減少)、血中コレステロール値の低下、
アルコール分解の促進(二日酔い予防)、脳こうそくの予防、生活習慣病の予防、冷え性予防、
肝機能を高める。

*運動で活性酸素が増えても脂質の酸化をセサミンが邪魔をするので運動後の
過酸化脂質が少ない。(老化防止と同じメカニズム)

◎胡麻油・すり胡麻を食卓に!!

胡麻は油にしても酸化しにくく、揚げた食品の劣化を防ぐ、
味噌汁に一滴、サラダに一滴、とにかく一滴振りかけて、健康増進です。

☑ゴマすりでごま化し!?

ゴマすりで毎日少しずつ(スプーン1杯分くらい)食べて日々を胡麻化しよう。
*殻が固いので擦った方が吸収に良い

☑金ゴマ、白ゴマ、黒ゴマの違い;

色の違いの他、栄養価はほとんど変わりません。

香り; 金ゴマ → 黒ゴマ → 白ゴマ

油分; 金ゴマ → 白ゴマ → 黒ゴマ

*金ゴマはうまみや香りが一番高いので懐石料理に多く使われる

*白ゴマはソフトな風味なので、胡麻和え、ゴマ豆腐、白和えなどの和食に使用

*黒ゴマは香りが強く独特な風味なのでゴマ塩で赤飯に、また胡麻プリンなどにも使用

☑胡麻の保存方法は;密閉した容器で冷暗所

出来るだけ食べる時に「ゴマをすりましょう」

*99,9%が輸入、国産は主に鹿児島産で0.1%
 主な輸入国 ナイジェリア、タンザニア、パラグアイ、ブルキナファソ、ミャンマー

バターよりもマーガリンの方がカロリーは低いの?

2014年08月10日 | 筋診断法

  バターよりもマーガリンの方がカロリーは低いの?

                 <バターとマーガリンの違い> ( )内:大さじ1杯(12g)のエネルギー量

          バター                    マーガリン

原材料  牛乳など乳脂肪分を練り固める   植物性脂質に食塩やビタミンを添加して練り固める 

種類   原材乳を発酵させた発酵バター(90kcal) ソフトタイプマーガリン  (91kcal)
原材乳を発酵させない発酵バター     ファットスプレッド   油脂含有率80%未満
     食塩を添加した有塩バター(89kcal)    (76kcal)
食塩を添加しない食塩不使用バター

特徴   加熱することで風味が増す        柔らかくて滑らか
     固めの質感なので形状を保ちやすい    加工過程で低カロリーにしたり、様々な風味を加え
                         ることが出来る

*ご存知のこととは思いますが以前は食塩を添加していないバターは無塩バターと呼ばれていましたが栄養表示基準によって現在は「食塩不使用」などの表示が使われています。


バター; 加熱することで風味が増すのでソテー、オムレツ料理にはバターが適している
     動脈硬化などの原因になる動物性脂質が多く含まれている
     細胞の機能を正常に保ったり、エネルギーの生産や脳の発育と関係の深い必須脂肪酸(リノール酸)が含まれていない
     パン1枚に塗る量は約8g、含まれるコレステロール量は16㎎程度ですので心配いりません。

マーガリン;香料を添加しているため過熱によって香りを失う
      リノール酸(血液中のコレステロールや中性脂肪を低下させる働きがある)が多く含まれていますが過剰に摂取するとアレルギーを悪化させたり大腸がんのリスクを高めるので要注意
      また、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は長期に渡って摂取することで心筋梗塞をはじめとした心疾患のリスクを高めるといわれていますのでこれも要注意です。
      (欧米ではかなり厳しく規制されています)



あなたはバター派 or マーガリン派? やっぱり日本人はごはん派?
 何派でも結構ですが朝食はしっかり「摂りましょう派」になってください。
        そしてできるだけバランスよく摂取してください。
        (例えば卵、野菜、具沢山の味噌汁など)



解答:ホント

☆蘊蓄(ウンチク)
  =one’s vast stock of knowledge= 蓄えた深い学問や知識
   (最近では豆知識としての意味合いによく使われていますよね)

 バターの歴史:
 紀元前3500年のメソポタミアの石板に牛乳を搾って作っていると思われる様子や紀元前2000年のインド
 の教本にもバター作りが書かれていました。
 日本では531~571年の頃百済からの医薬書の中に牛乳の効用や乳牛の飼育法が記載されておりそこから伝わったとされていますが8世紀(飛鳥時代)には牛乳を煮詰めた「蘇」という乳製品が登場します。
 乳→酪(ヨーグルトみたいな味)→生蘇(フレッシュチーズみたいな物)→塾蘇(熟成したチーズみたいな物)→醍醐(さらに美味しくなったチーズみたいな物)←最高の味、醍醐味の誕生ですね。
 江戸時代に八大将軍吉宗がインドから牛を輸入したことをきっかけに作られるようになりました。
 その頃は薬用として皮膚や毛髪に使われており、食用は明治に入ってからです。
 明治維新後西洋文化に追いつけ追い越せでしたが因みに「バター臭い」はそこから出た言葉です。

 何故黄色っぽいバターと白っぽいバター?
 青草を食べて育った牛乳は黄色、オレンジ色の色素が含まれているので黄色っぽいバターとなり色素のない干草は白っぽいバターとなります。

 マーガリンの歴史:
 1869年フランスで誕生しました。
 ギリシャ語のmargarite(真珠)が語源と考えられており高価であったバターの代替品として作られました。
 日本でも安価な代替品として1908年(明治41年)に製造、名前は「人造バター」です。
 バター業者と論議をよんだ「人造バター」は昭和29年からマーガリンとなりました。
 原料は前述しましたが魚の油、菜種油、大豆油、コーン油、パーム油、ヤシ油、ひまわり油、綿実油等で発酵乳、食塩、ビタミン類等を加えて乳化し練り合わせた加工食品です。
 トランス脂肪酸は日本では重要視していませんがクローン病、心臓病、循環器への悪影響、心血関係の疾患、糖尿病、痴呆になりやすい、花粉症、アトピー性皮膚炎影響等々あり危険が一杯ということで欧米では規制されています。








               

夏はやっぱ麦茶でしょう!?

2014年08月03日 | 筋診断法

☑麦茶あれこれ

1. 平安時代から飲まれていた。
現在のとは違い大麦を粉末にしてお湯で溶き「麦湯」として飲まれていたと云う記録があります。

2.麦茶は種子を煎じて飲むので厳密には「お茶」ではありません。
ですから茶葉で生成されるカフェインも含まれません。

3.六条と二条の違いは?
  一つの種につく実の列が6列だと六条、2列だと2条と呼ばれています。
  *二条大麦はビールや焼酎の原料

4.ノンカロリー

5.ビタミンB1、B2,カルシウム、食物繊維を含んでいる
  *B1・B2:
糖質からのエネルギー産生(脳神経系の正常な働きにも関係)と皮膚や粘膜の健康維持を助ける働き
 
6.血小板が固まるのを抑える作用があり、血液の循環をスムーズにする

7.香りはアルファ波の出現率が増加しリラックス効果がある

8.虫歯菌を抑える

9.上記のことから日中だけでなく寝る前にももってこいの飲むもの

☑美味しい麦茶の作り方;

1. ティパック(1ℓに一袋が目安)
  煮出しの場合;3~5分(煮出し過ぎるとえぐみの元)
  お湯だし;80℃~85℃(沸騰させない)に沸かし、ティパックを入れる
  水出し;冷蔵庫で2時間くらい冷やす

2. 丸粒麦茶;
   沸騰したお湯1.5ℓにコップ1杯(約30g)が目安
   5~10分煮出す
   *火を止め氷水で急冷すると香ばしさが逃げにくい