近代文明の弊[自分を見つめ]

無知で幸せな私が考える世の中

新たに「東京ルール・モニタリング会議」が新設された

2020-06-30 21:00:32 | 日記

政府や都庁は唐突に一斉休校を決め、外出規制の要請、緊急事態宣言、東京アラート、これは何だったのだろう。これらの反省というか総括というか、これらの対策が良かったか悪かったかの評価を出さないまま、新たな標語を作り出す。
東京アラートに代わって「モニタリング会議」とするなら、東京アラートの何が良かったか、何が悪かったのかを分析・評価し、発表してほしい。「なぜ」という疑問には何も答えてくれない。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」、日本人は忘れ易い民族だといわれる。
基本、政治家は謝らない、人民は政治家のミスを許さない、このことが閉塞させているのだろう。
情報を疎んじるがため堂々巡り。どうして過去を礎にして未来に進まないんだろう? 役人がそれをできないのであれば情報を公開してくれれば多くの能力がある人達が分析・評価・批評をするだろう。

小池都知事は選挙前は情報公開を強く明言していましたが、情報を秘匿している現状は北朝鮮・中国と大して変わりがない。せめて情報を隠蔽・改竄したり、破棄する体質は止めてほしい。

最近、連呼している「夜の街」。この新たなキーワードの定義は、実態は? 何なんでしょうね。目くらましの言葉?


『東京アラート』解除、その後、即消滅

2020-06-12 22:20:53 | 日記

今後『東京アラート』は目にすることはないだろう。流行語大賞にはならない。

東京アラートが発動中とか解除とか報道されたが、何なのか不明な言葉だ。その定義が厳しい(ヒステリシスを考えていない)。※ヒステリシス:増加時期の変化点と下降時の変化点は異なる。
発動されたら、レインボーブリッジ・都庁が赤になる。解除されたら、虹色になる。そんなことだけだろう。ロードマップの「ステップX」との関連が分からない。

そもそも、『東京アラート』は、都知事の「キャッチフレーズ好き」小池百合子氏が生み出した無用の産物だろう。単に「東京都モニタリング警戒情報」でよかったはず。
キャッチフレーズを作るのは勝手だが、それで都民を惑わさないでくれ。

●新規陽性者数:一週間当たり一日の平均値が20人以下 ⇒ どんな意味か分かりますか? 計算できますか。
●新規陽性者数における接触履歴等不明者:50%以下、「等」とはどんな人が含まれるのだろうか。 現状はクラスタの人しか把握できていない。以外は基本的には追跡できない。
●週単位の陽性者増加比:1以下。週単位で1人でも増えたらアウト。
今日(2020.06.12)の集計値を考えると『東京アラート』は、明日は発動だろう。しかし次のステップに入ったと『東京アラート』は消滅した。

こんな、分かりにくい『東京アラート』は不要だった。「大阪モデル」に対抗しただけ。