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センターの平均点

2007年01月24日 14時14分28秒 | センター試験について
 6期生のセンターの平均点だ。

 英語 筆記 173.8  リスニング 43.2
    換算 173.6
 数学 ⅠA 67.9  ⅡB 67.3
 国語 現代文 70.7 古文 36.2 漢文 31.1
    合計 136.5
 生物Ⅰ 76.8
 化学Ⅰ 78.5
 物理Ⅰ 81.9
 地学Ⅰ 72.4
 世界史B 79.6
 日本史B 78.0
 地理B 69.5
 現代社会 60.6
 倫理 78.0
 政治経済 73.1
   

センターの平均

2006年01月26日 18時34分14秒 | センター試験について
 現高3生のセンターの平均だ。

 英語 筆記 172点(200点満点)
    リスニング 45点(50点満点)
 数学ⅠA 78点
   ⅡB 70点
 国語 150点(そのうち、現代文77点、古文32点、漢文47点)
 生物Ⅰ 80点
 化学Ⅰ 74点
 物理Ⅰ 85点
 地学Ⅰ 73点
 世界史B 79点
 日本史B 69点
 地理B 70点
 現代社会 65点
 倫理 76点
 政治経済 68点

 自分で解いて、点数を比較してみよう。
 この点数は5期生だけの平均だよ。

センター古文

2006年01月23日 21時25分55秒 | センター試験について
 センター試験解いてみたかい。評論・小説・古文・漢文という大問の構成になってて、試験時間は80分なんだ。まとめてじゃなくて大問ひとつずつでいいから、できるだけ早いうちにやってみよう。
 まずは、解く順番から。ふつうは、「漢文→古文→評論→小説」の順に解くんだ。何でか?っていうと、かかる時間の計算がしやすい順に解くべきだからだ。時間さえあればある程度まで解けるっていう問題を、解けないで終わるのはもったいない。ふだんの試験でも、国語は漢字からとか、英語は発音・単語・文法問題からとか、考えてやってるよね。それと同じだよ。
 さて、じゃあ今回の古文について。新課程入試になっても、ちっとも易しくならなかった。近世(江戸時代)の文章なのに、筆者は古い時代の和歌についての知識を持っている。そのために、読みこなすのに、通常の古文の文法力・単語力などの知識が必要である。高校の授業の担当者としては、やりがいがあり、こういう出題はありがたい。ただ、受験生としては負担に感じる人もいるはずだ。
 
問1 難しいよ。2つ正解できてれば十分だ
ア 「あから目」=わき見・よそ見 っていうのを知らないと苦しい。⑤で間違えたのなら仕方ない。
イ これは難しい。「岩木」という表現は、人と対比される場面で使われ、感情がないものという意味合いになる。これを知らなくて周辺の内容がつかめている人は、おそらく⑤で間違えてるんじゃないかな。
ウ 「ただならず」=ふつうでない、妊娠しているようである って意味なんだけど、これは知らなくても直後の内容から何とかなったんじゃないかな。

問2 「む」(ん)の意味の識別問題。おれの教材ある人は、P46見てくれ。
a 4つのうちではこれが一番解きにくい。前後の内容から「推量」と判断するしかない。あんまりあてになんないけど、直前が「ら」という文字なら、「推量」であることが多い。
b これは知ってれば簡単。直後に名詞(「こと」)があるから、「婉曲」。
c 「なむ」「てむ」「こそ~め」の形の場合は、「勧誘」の可能性を考える。(100%ではなく、他の意味である場合が多い。)
d 「と」の上(前)の「む」はまず「意志」から考える。(これも100%ではない。)

問3
 傍線部に重要単語がたくさんあるね。
 「あらぬ」=別の・違った
 「さすがに」=そうはいってもやはり
 「なつかし」=心ひかれる、好ましい
 直前の「桜は~口惜しき(=残念だ)」
 この4つを根拠にして解く。①の「いとしく」が気になるが、「なつかし」の意味として許容範囲だな。

問4
 心情についての設問はどうやるんだっけ? 『古文読解のすべて』でやったよね。(P106/4/②参照) そう、近くの形容詞・形容動詞を探し、その語の意味を根拠にするんだったね。
 傍線部の直後の「うしろめたげなり」は、「うしろめたし」(暗記したよね。)から考えると、「不安だ」だよね。
 で、各選択肢の最後の方を見ると、①か⑤が合うよね。⑤の「極楽往生できなくなると知って」は、本文から読み取れない。答えは①だ。
 実は、傍線部の「もぞ」っていうのが重要なイディオムで、「~するといけない・~すると困る・~したら大変だ」という意味なんだ。「もこそ」も同じ意味だよ。P16③を見てくれ。

問5
 各選択肢を正確に読めれば正解できる。古文っていったって、設問や選択肢は現代文で書いてあるんだから、何とかしよう。
 各選択肢の1行め「と、」のとこで、区切りの線を入れて見よう。その区切りの直前を横に比較してみると、③の「失望」は落とせる。
 ④「満開」ではない。⑤「早咲き」は、傍線部のはじめの部分「はや咲き」から思いついた間違いの選択肢。古文の間違いの選択肢は、こんな感じで、古文を現代語の意味そのままに解釈してるのがよくあるよ。
 ①「春霞~言われていた」という内容が読み取れない。
 ②「心待ちにしていた」が、傍線部の前の行の「ゆかしがりつる」(=見たがっていた)にばっちり合う。

問6
 ひとつひとつ本文と照らし合わせて解くしかないよ。
 ①「もともと親しいなかではなかった」が誤り。本文3~5行めを読むとわかる。
 ②「古歌を踏まえた典雅な言葉で巧みに表現してきた」の部分の主語が、「娘」になっている。3行めや注から考えると、「女の童」が先にこのような内容の表現をしたことがわかる。
 ③「書き付けを残していた」とあるが、12~16行めから読み取れない。
 ④本文の忠実に書かれている。特に、本文の最後の部分「とまりて見る老いの命、返す返すつれなし」と、選択肢の最後の部分(「筆者は後に残されたわが身をむなしく感じた)が一致している。
 ⑤「引き替えられればよいのに」が誤り。④の方が本文の最後の部分と一致している。