エフェソの信徒への手紙 6:13 新共同訳
[13] だから、邪悪な日によく抵抗し、すべてを成し遂げて、しっかりと立つことができるように、神の武具を身に着けなさい。
すべての人、あらゆるもの、あらゆる場所のための防具
1 世紀、ローマの防具は金属と加工された革で作られていました。今日、私たちは兵士や警察官が防弾チョッキとヘルメットを身につけたかさばる戦術装備を想像するかもしれません。朝出かける前にこのような頭からつま先まで防具を身につける人は多くありません。
しかし、聖書は私たちに霊的な防具が不可欠であると考えるよう促しています。なぜでしょうか?
目に見えない霊的な敵が存在し、私たちはその攻撃に対して脆弱だからです。私たちの「防具」について注目すべき重要な点が 2 つあります。
まず、私たちに防具を与えてくださるのは神です。それは神の防具です。霊的な攻撃から身を守ることは不可能です。しかし、神は必要なものをすべて与えてくださいます。
次に、私たちは防具を身に着けたり、一人で戦ったりしません。闘技場で敵に立ち向かう孤独な兵士の心象は、パウロが思い描いていたものではありません。
霊的な武具を身につけるという指示は、あなた個人に与えられるのではなく、教会を構成する私たち全員に与えられるのです。
私たちは皆、神の武具を身につけ、共に立ち、祈り、賛美し、守ります。
神は恵み深く私たちに武具を与え、霊的な攻撃を受けたときに、神の力によって立ち上がって戦うことができるようにしてくださるのです。今日は、神の保護武具を身につけて強く立っている姿を想像してください。このイメージは、霊的な戦いや不確実性に直面しても、あなたが耐え、回復力を維持する方法にどのような影響を与えるでしょうか。
神様、恐れることなく悪に立ち向かうために必要な鎧を私に与えてくださったことに感謝します。あなたの保護の鎧があれば、私は耐えることができます。あなたは私と共におられます。あなたは私を強くしてくださいます。勇気と信仰と祈りを貫けるよう私を助けてください。あなたの力にしっかりと立ちたいです。アーメン。