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声だそう多数派のみなさん

たかが・・・されど・・・である。

2024-03-23 10:45:04 | 声だそう多数派のみなさん
 自由民主党安倍派などの裏金問題に係る政治倫理審査会は一応終了した。予想通り、あくまで弁明の機会であり真相は闇のままとなった。真実は、いつ、誰が、横やり入れて悪弊を継続させたのか弁明した派閥幹部が知らないはずはないが・・。自民党としては、証人喚問ではないので猛省を示し、政治資金規正法の改正(中身が問題だが)で透明化を図り、本件を収めたい姿勢が見え見えだ。
 立憲民主党は更なる政倫審の開催や証人喚問などと息巻いているが冗談ではない。裏金問題を軽視はしていない・・が、国会ではもっと大事な審議案件が山積している。自民党の対策案が骨子となり政権与党として国民にも再発防止策が示されるのでそれを待とう。先ずは正常な国会運営に戻るべきだ。私も国民の一人として大いに怒りを感じ許してはいない、また多くの国民、特に自民党支援者は今回のあまりにもお粗末な実態に呆れ本当に憤りを覚えていると思う・・が「たかが自民党・・されど自民党である」ことを忘れてはいけない。
 国際情勢は目まぐるしく変化、日本を取り巻く周辺環境も同様で悪化が著しい今、適切に国を導くには、現状では、政権与党と政権与党に是々非々で対峙する日本維新の会、国民民主党の保守系政党の切磋琢磨が必要不可欠だ。最大野党で旧態依然かつ外界を見ぬ立憲民主党(立憲共産党?)への支援は、日本を再び後退させ国の存続を危うくすること必至で、国民は既に経験済だ。
 裏金問題は、今回多くの国民から非難され自民党も肝を冷やした、今後は今回の措置に加え支援者の見る目もチェックに変わることで党や議員の自浄作用も改善され健全化が図られるはずだ。またあらためて、すべての政治家は襟を正し、国民のために一生懸命かつ多額の歳費や特権に見合う働きを国民に示さなければいけない。・・示さなければいけない・・それが国民の負託を受けたあなたたち議員の立場で義務だ。いまでも多くの国民が議員として相応しくないと判断した議員は少なくない。いつも「有権者の信任を得た人・・」が免罪符となり、頬かむりし時の過ぎゆくを待ち居座りを続け、この間多額の歳費などを受け取る、見合うべき仕事もしていないのに。以前も触れたが、所属政党は個人云々と逃げ口上ではなく、また、当該者を支持した選挙対策時の幹部が声を挙げ本人に辞職を決意させるべきで、支持した党も選挙時の幹部もそこまで責任を持つべきだ。
 与野党含めもっと大事な喫緊の政治案件に軸足を移し、どんどん迅速な審議を展開して結果を示し、世界に通用する日本を確立してほしい。