千代田区飯田橋の東京区政会館にて 「特別区議会議員講演会」が開催され、私も受講してまいりました。講師は東洋大学大学院経済学研究科教授・根本裕二氏で、「公共施設老朽化とシティ・マネジメント」と題した講演が行われました。
高度経済成長期に急速に整備されたインフラや自治体の保有する公共施設は現在、老朽化という問題に直面しています。一方で、自治体の財政状況は依然として厳しく、公共施設の老朽化対策が課題とされています。根本裕二氏は、著書「朽ちるインフラ」の中で、社会インフラの老朽化の危険性を指摘し、放置した結果による物理的な崩壊か、無理な借金による財政的な崩壊か、なし崩し的な公共サービスの崩壊か、いずれにせよ悲惨な結末に向かっていると警鐘をならしています。今回は、その対策としての「シティ・マネジメント」のお話をお伺いしました。
公明党が提唱する「防災・減災ニューディール政策」を着実に進めていかなければならないと決意を新たにいたしました。