これまで沢山の神降ろしをしてきた降神師の女性はずっと伊邪那岐命が降りるのを待ち望んでいたのだとか。
「一緒にやらない?」
降神師になりたいと志願してきた人は何人もいたらしいですが、スカウトするのは初めてなのだとか。
「無理です!無理です!」
確かに神社巡りは大好きだけど、神様の名前はかなりメジャーな方しか分からない私にはとても出来るとは思えませんでした。
でも、又とないチャンス!
悩みに悩んだ結果、エイヤッと前に進む事にしました。
その日から私は弟子になりました。
研修を受け、実践で師匠の選定した数名の方々の神降ろしを師匠立会のもとで行いました。
不思議と、降ろす神様について予め勉強する機会があったり、目に情報が飛び込んできたり、神様が前もって名前を教えに来てくれているとしか思えない出来事が続くのです。
自分はただお役目を果たせばいいのだと知りました。
無事合格し、降神師としての活動が許されました。
「長野にたまらなく惹かれるんです」という話をすると、師匠は長野の松本で降神法の伝授を受けたのだとか。
師匠の遠い知り合いで長野市内に住んでいる方がいらっしゃるとのことだったので、先ずはフェイスブックで繋がり、会いに行くことにしました。