外苑銀杏並木をＦ1マシンが走る

その後いちょう並木へと移動し、2019シーズンのカラーリングが施されたデモカーに乗り込んだマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、往復約800メートルの特設コースをそれぞれ2回走行……の予定だったのだが、ドーナツターンを披露するなどサービス満点。結局それぞれが3回ずつ、いちょう並木を疾走した。


都立高校を昨日卒業式を終えた末っ子に誘われて、この会場に行きました。

何でも入場制限があって、マシンの走る沿道までは行けなくて、

都営北青山アパートの方の通路から、塀越しに音を聞きに行きました。

白いコートの細面の女の人も、「音だけでも聞きたいわ」と言っていましたネ。

ピエール北川さんの実況とマシンのウォームアップなどすぐそばで聞こえて、とてもいい。

そのあと、スタートし、タイヤスモークを上げる時なんか、エンジン音半端なく凄いですね。

その道は、銀杏並木が通行止めのために、タクシーなどのう回路になっていて、

ＢＭＷを停めていた若者も私たちと同じ目的で来ていて、駐禁取り締まりの警官二人に

切符を切らせそうになって慌てて移動させていました。

いい音だった。座り込んでしまうくらい、いいサウンドでした。


でも、都営アパートなど地域住民にとって、あのエンジン音は迷惑だったのかもしれません。

70代の気の強い老人がひとり、警官二人に向かって、

「あんたたちが、注意して、あれ（イベント）をやめさせなさい」と

怒り心頭でした。

末っ子と二人で、老人の背中に向かって、

「いい音だった」「いやあ、素晴らしいイベントだよなあ」と

言葉を浴びせておりましたが、老人は暴走族でも集まったかのような

怒りに満ちた顔をしてあたりを右往左往していました。


風邪で、卒業式も、外苑への移動中も、体調は最悪でしたが

マシンの音を聞いたら、少し元気になり、卒業式の打ち上げに向かう末っ子と分かれて

営団地下鉄を乗り継いで、ゆっくりと、帰宅しました。