自分を許し始めると・・・・・

通勤電車乗っていると、色々な方、居ますわなあ。押してくる人、自己主張の強い人。
はむかってくる人、肘鉄するひと、この間の大泉学園のおばさん、あたしのかかとに蹴りですものねー。

あのおばさんにも、羞恥心のある娘時代があっただろうに、どこで自分を許し始めて
ああいう、自己主張の塊のような通勤を始めるようになったのか、不思議ですね。

おじさん、にも、おばさんにも、例えば脳の老化とかで、カッとしやすいとか、口ではなく手が出るとか
いう事例は、医学の世界ではすでにあるみたいで、でも、そんなの老化のせいにしては、やはり申し訳ない。

他人への迷惑をよしとしないのが、あたしら日本人のいいとこでしたが、
欧米式の妙に強い自己主張をする人が増えた上に、自己責任の重圧に弱い人たちが
なにかと、物事を他人のせいにする、自己責任を他己責任にすりかえる、口のうまい人が多くなったように思います。

クレーマーと世間では言われていますが、あるいは、モンスター○○の世界にいる人なんかそうですね。

旦那や子供が怖くなくなった、あるいは家庭愛のない世界にいるおばさん、
組織の中で上司が減って、我が物顔がしやすい会社員のおじさんなんか、どこにも羞恥心ないものね。
地方出身者で都会出てきて、知っている人が見ていないから好き放題ってのもあるかもしれない。
あたしも、瞬間湯沸かし器性格なので、人様のことは申せませんが・・・・・・。

むかしバイトで、お役所系の登録事務仕事の補助をしたことがあります。
その日に来たのは大工さんでしたが、麦藁帽子かぶった人で

おれは、学問がないから、字は知らないが、背中に「恥」という字は書いてある

といって、非常に謙虚な人でした。６０歳くらいのおじさんでしたね。