他の医者にさじを投げられた患者さんの最後の希望…
最後のバトンを預けられるとはどういった心境なのか。振り返っても誰もいない。
バトンを渡す誰かはいない。
自分のほかには、誰も出来ない…自分が動かなければ、患者さんはだれにも助けてもらえない。
誰も手をつけなくても消えゆく命。患者さんと一緒に、命を賭けて未来をもぎ取りに行く…。
患者さんと一緒に…技術に裏打ちされた自信がないと、患者さんと真のコミュニケーションはとれないのだろう。
私が出来なければ、誰にもできない。その命、私に預けられるか…私も命懸けでやり切る…これらの意思疎通が出来るか…
とかく責任から逃れる方法ばかり考えていた頭に強烈パンチでした。
責任から逃れるって…いつからこんな意気地無しになったのか…とも思ったけど
責任逃れの方法ばかり考えているってのは卑下しすぎだった。
リスクコントロールとか買収防衛策とかコンプライアンスとか
そんなこと考えてる時間が多いので、なんかなあ~と感じることが多くなってきたという感想。
命のやり取りの現場から見たら、なんかなあ~と思っちゃうのでした。
まあ、買収防衛とか、コンプラとかも命のやり取りに繋がるっちゃあ繋がるんだけどさ。
加藤先生とは質感が全然違うよね。
頑張ります。