ユリイカ11月号特集:文化系女子カタログ

この本は、文化系という居場所をみつけた女子たちのそれぞれのお話。

小・中・高の学校生活で居心地の悪い女の子達が試行錯誤で見つけるユートピア(笑)は、多分オタク系やサブカル系だけじゃなくギャル系だってアイドルおっかけ系だってあると思うのです。
ただ前者のほうがマイノリティなだけで。

しかし90年代に於いて、エッジィ(笑)な音楽や映画やアートは割と消費しつくされてしまった感があるので、00年以降の文化系女子の産出は難しくなるばかりな気が…。

それもなんだかおばちゃんちょっと淋しいので、
今なーんかガッコー居心地悪い…と思っている、できれば読書好き(個人的願望)の女学生の皆さんはコレを読むといいと思う。
イバラ道を舗装するべく頑張ってる女子達の後に続けー!来たれ、若人!(サークル勧誘みたいだ)

この本で何人かの方が、文科系女子っつーても多岐に渡るので簡単にひとくくりにすんの難しいんじゃね?(意訳)と言っていて、確かにたとえばこんな女子が文化系!って提示するのは、非常に難しい気がしていたのだが、本の後半で20名の男子代表各氏(しかしなんでココに慶一さんが…)の「こんな文科系女子が好き!」というコメントが寄せられていて、そのコメントを書くに当たって「女子であることの不自由さに気付いてしまうだけの知性を持った女性」(企画書の言葉)として編集者が「たとえばこんな人たち」を挙げたものが送られてきたらしいのだが、この顔ぶれが大変気になるところ。
編集者のお眼鏡にかなったのはどんな方々だったんだろう…。

さて、この間の増刊「オタクVSサブカル!」の女子編としても読める本誌。
本日付けでググってみると、

オタクVSサブカル!で検索-28,880hit
文化系女子カタログで検索-981hit

まだまだ文化系女子のイバラの道は続く…のかな?
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 自分内女子奪... チャイ »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。