Wake up by 断捨離

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父を、2・・・断捨離

2011-05-19 08:43:26 | 日記
私はシャーリー。


実家の父を、娘からの目で俯瞰してみると

父は田舎町の7人兄弟の長男で、高校から家を出て、懲役、捕虜生活4年間をすごし、

サラリーマンとなる。 会社を辞め、社宅を出る時、私は6歳くらいだった。

そのあと、数年仕事がうまくいかず、一軒家から○○荘というアパートに引っ越している。

公団などに移り、そのあと自宅を建てたのは、私が大学に通っているころだった。

モノを取り込んでいったのは、たぶん自宅をもってからだろう。

ほとんどは、母が取り込んだモノだけど。

さほど広くない居間には、ソファーがあり、テレビあり、大きなサイドボードがある。

サイドボードには、グラスやカップ、いただき物のお皿なんかが飾ってある(使うことない)

ご多分にもれず、居間の真ん中にこたつが出してあり、ソファーは背持たれになっている。

1970年代のよくある居間の光景かと思う。

かつてはモノはあの世には持っていけないから、後始末は子孫が片づけるのがあたりまえだったのか?

私もそう思っていた、そして遺品分け争い?

余命が短くなっても、モノの始末は考える観点はなかったのだろうか?

そして、現実、母は記憶ばかりを「捨」して、なにもできない。

85歳の父は、毎日の目の前のことで精一杯で、家の有様、自分自身のことを意識、考えることができないのだろう。

なので、自動的に現状維持。  

父は、母が認知症という現状がゆえに、母が管理していたモノすべてが

愛着があり、いとおしいのだろう。

日々、母の世話をしている父、きっとせつなく孤独だと思う。


健康で、時間はたっぷりあっても歳をとるとこうなるな~。

いつから準備すればいいんだ?

いやいや、最後はいつくるかわからない。

やっぱり、「今、ここ、自分。」 断捨離しておくしかないよ。

父の捨てられないモノが詰まっている実家の状態、許してあげるしかないなぁ。 


立ち位置それぞれ・・・。

もっと、優しくしてあげよう・・・




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