自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

自分表現と自己表現

2015-12-10 07:03:32 | ボクのクラス
12月23日から始まる 「 プレゼンテーション・トレーニング 」。


ボクが、このトレーニングをやり始めたきっかけがある。


千桂子先生の所蔵本で、人間の行動学の分厚い本があった。


パラパラとめくっていると、ある写真が目に入る。


恋人と思われる二人が、笑顔でベンチに並んで座っている写真だった。


仲がよさそうな二人の写真だったのだけれど、その写真の解説には


「 別れが近いカップル 」 と書いてある。


どういうことなんだろうと、詳しく読んでみると、二人の足が相手とは反対の方向に足を組んでいるからだと言う。


座り方ひとつで、その人の心が見えてしまう、と言うことになんだかとても共感した覚えがある。


そしてもう一つ。


あるアメリカのプレゼンテーションの女性トレーナーのインタビューをたまたま見ていたことがある。


「 プロにもかかわらず、インタビューでぶっきらぼうに答えたり、言葉でうまく表現できないスポーツ選手がいる 」


そういった彼らに、どんなトレーニングをするのかと言うと、彼女の答えにビックリ。


なんと、、、、、「 瞑想 」


瞑想することで、かれらの深層心理に働きかけ、自分をブロックしているさまざまな不自由さを解き放っていくのだという。


当時、ボクの自分探しの講座に来ていた受講生たちをつぶさに観察してみると、なんだか不自然なしぐさやいでたち、さらには言葉遣いが、好むと好まざるとにかかわらず、その人であることを象徴していることがわかってきた。


立ち姿が傾いていたり、やたら髪に触れていたり、うつむき加減だったり、顎があがっていたり。


声がやたら大きかったり、語尾が消えそうに話したり、聞こえづらい声だったり。


「 自己表現 」 は、どういうわけか「 自分表現 」 とは言わない。


つまり、表現とはその人が 「 表している 」 ことと、深層心理の 「 自己の現れ 」 が合体して初めて 「 表現 」 となるわけなのです。


もう20年くらい前にボクが創ったプログラムだけれど、受講する人たちは、それぞれの 「 らしさ 」 をみるみる表現していけるようになっていく。


わずか4回のセッションではあるけれど、卒業時には感動のプレゼンテーションを見せてくれる。


「 表し方 」 を変化させてあげることで、内面に刺激を与える。


「 内なる自分 」 に刺激を与えることで、「 表し方 」 が変化する。


外側からの刺激、そして内側からの刺激で、「 自分らしさ 」 を表現していく、ユニークなトレーニングプログラムです。


23日からのスタート。


お待ちしています。



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