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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

「秋は月・・・・」

2010-09-15 06:29:57 | 映画
秋の気配をだいぶ感じられるようになりました。


昨晩、たまっていた録画した映画を見ようとリモコンを操作していると、『禅 ZEN』というタイトルが目に入りました。


鎌倉時代に生きた道元の話です。


ボクの父親は、鶴見にある曹洞宗本山総持寺に眠っています。
(オハカニハイナイノカモシレマセンガ・・・・)



日本の禅宗には2人の祖がいるそうで、永平寺の道元禅師と、道元全禅師をあがめて総持寺を開山した瑩山禅師。


大きなお寺だなぁって言うことや、あの裕次郎さんのお墓がすぐそばにあるなんてことぐらいしか興味を持っていませんでした。


明日お墓に行こうと思っていたのも、偶然ではないかもしれません。



『禅 ZEN』
中国へ渡って修業を始める道元禅師の物語なのですが、これがなかなか心に残る言葉や映像でした。



「あるがまま」

この言葉は、ボクたち自身よく口にするし耳にもする言葉です。

でも日本語でありながら、意味がよくわからない言葉の一つです。



乱世の鎌倉時代にあったからこそ、この「あるがまま」の言葉により深い意味があるのでしょう。


おそらく現代のボクがどんなに解釈しようとしても届かない意味があるようです。



「春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪冴えて冷やし(すずし)かりけり」

道元禅師の歌です。



あたりまえのことをあたりまえにする、だから座る・・・・・



意味はよくわからないのに、心に響きます。


何度か座禅を組んだ事がありますが、あの時の不思議な静寂が心の中で巡っていきます。



忙しい毎日だからこそ、時間の外に行くことも大事なんだろうなぁ。



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