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自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

いもにあーとプロジェクトの客観評価

2011-07-08 11:14:25 | 被災地へのアートセラピーによる支援
6月の上旬に、朝日新聞の記事に「アートセラピーに注意」と言う記事が掲載されたことを、以前にもブログで書きました。



あの記事に反応した人は結構いたようですが、ボクはすぐにコメントにあった臨床心理士センターに電話をしたわけです。


その後、兵庫県の臨床心理士の先生と電話で話すことができて、

「あれは、アートセラピー『もどき』に注意、と言ったのであって記事にあのように出たのは不本意」と言うお話があり、ホッと胸をなでおろしました。



朝日新聞のお客様窓口での対応は、


「『もどき』はだれでも注意するだろうからそう言うタイトルにはしません。内容はアートセラピーについていいことが書いてあるから私は問題ないと思う」と言う、わかったようなわからないような対応でした。


それにしても、ボクたちの活動を客観的に見てほしいと言う要望に、臨床心理士の先生が答えてくださって、東京のある女子大の先生を紹介してくださいました。


昨日、その大学の学部長であり教授のU先生と面談することがかないました。


ボクたちの活動を、ブログや説明資料を見て


「あなたたちのように、しっかりとやってくれている民間の団体があるのはうれしい」と、多大な評価をいただきました。


十分な広いスペースであること

その中に区切られたスペースや空間があること

アートの前のウォーミングアップが十分であること

何よりも同じ場所で継続的に行われていること

誰かしら同じ顔ぶれが必ずいつもいること


すべてに合格点を出していただきました。


「私たち心理士も中にも、1週間避難所に泊まり込んで催眠療法をやって、それでいなくなってしまったためにその後の避難所の方々が大変だったと言うこともあるんですよ。」


と自戒気味におっしゃっていました。


ボクたちの活動は、全体からみれば小さなものではあるけれども、大切に丁寧にやり続けてきたことを、客観的に評価してくださったわけです。


「いもにあーとプロジェクト」にかかわってくださったボランティアの皆さんにとっても、まるでお墨付きをもらったような心強い言葉です。



これにおごることなく、これからも十分な注意以って活動を続けていきましょう。









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