『ドラゴンクエスト』シリーズの作曲家で有名な、すぎやまこういちさんが・・・
今年の2021年9月30日、敗血症性ショックで逝去されました。90歳でした。
『ドラゴンクエスト』シリーズ第1作目からずっとドラクエの曲を作曲してきました。制作中の『ドラゴンクエストⅫ(12) 選ばれし運命の炎』が最後の作曲のお仕事でした・・・。
ドラクエシリーズの500曲以上に及ぶ楽曲の全てをおひとりで作曲されていました。
またオーケストラに関心があり、オーケストラコンサートの指揮者として参加することが多かったです。
1988年「交響組曲 ドラゴンクエストⅢ」で第30回日本レコード大賞特別企画賞を受賞、1989年『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・』で第3回ゴールドディスク大賞企画部門を受賞しました。
2016年9月3日、「世界最高齢でゲーム音楽を作曲した作曲家」としてギネス世界記録を受賞しました。
2018年秋の叙勲で旭日小緩章を受章、2020年はJASRA賞の「銀賞」を受賞、文化功労者に選出されました。
今年のオリンピック2020で7月23日の開会式各の国入場行進曲として『ドラゴンクエスト』「序曲:ロトのテーマ」が使用されましたね。
ドラクエ公式にも製作者様方、『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』の漫画家・鳥山明先生からすぎやまこういちさんへの追悼メッセージが掲載されています。
「ドラゴンクエスト」の音楽は永遠にゲームの世界でいつまでも生き続けております。
すぎやまこういちさん、長い間本当に作曲お疲れ様でした・・・。ご冥福をお祈りいたします・・・。