3月11日
あの震災から10年を迎えました。
今日のテレビは、「コロナ」と「震災」に時間を割いてました。
そんな中、もしもの時の「サバイバル術」みたいなコーナーを見ていて、マスコミって無責任過ぎると思った場面がありました。
もっとも、仕事をしながらでしたので、もしかしたら、テロップで流されていたのかも知れないのですが…
その無責任な内容とは…
パッキング料理を紹介しているコーナーでした。
水道・電気・ガスといった、いわゆる「ライフライン」が止まってしまっている時、エネルギー消費を抑えながら、美味しいご飯を作ろうという内容でした。
パッキング料理とは、色んな食材をビニール袋に入れて、カセットコンロで湯を沸かし、その中で調理をしてしまう。
アウトドアの世界では、よく使われる方法だったりします。
無責任と思える部分は、「カセットコンロで湯を沸かす」という部分です。
大地震の後、ガス管が損傷して、どこかで漏れているかも知れません。
まず、その確認をしてから火を使わないと、最悪の場合は「火災」という事になります。
ツナ缶のオイルを使って、キャンドル代わりに出来るなんて内容もありましたが、これも周囲にガスが漏れていないことを確認してからの話です。
地震や災害は、いつ襲ってくるのか判りません。
関東大震災は昼時だったため、火を使っている家が多く、火災が広がったという話を聞きます。
阪神・淡路の時は、ブレーカーを落とさず非難した家から、電力供給が始まった時に、通電による火災で、長田区の大火事になったと聞きます。
東北の時は、「津波被害」の恐ろしさを経験しました。
火も水も人間にとって欠かせない大切なものですが、使い方を間違えたり、普段とは違う猛威に襲われると、人間は太刀打ちできません。
水の猛威は、自然に起きる可能性が大ですが、火の猛威のほとんどは人間が原因を作り出していると思います。(自然発火というものも、ある事はありますが…)
だからこそ、火の扱いに関しては、注意喚起をしっかりして欲しいんです。
こう言っている僕にしたって、いざその場面に出くわしたら、真っ先に火を使ってしまうかも知れない…
しかし、知っている人が止めてくれれば、気付くことが出来る。
知っている人を増やすために、マスコミは存在しているんじゃないでしょうか?
今一度、マスコミの存在意義を、しっかりと見つめ直して欲しいと思います。
大きな地震に見舞われた方々、きっと僕たちのように未経験の人間には推し量れない程の、ご苦労があったと思います。
今もまだ、ご苦労が続いている方々も多くいらっしゃると思います。
何かが起きた時、一番は「人の力」だと思います。
「社会」は「人」によって作られているものだとすれば、やっぱり一番は「人の力」なんだと思います。
東北の震災から10年
もしもの時に、自分には何が出来るのか?
もしもの時に、自分は何をするべきなのか?
3月11日は、それをしっかりと考える日としていきたいですね。
あの震災から10年を迎えました。
今日のテレビは、「コロナ」と「震災」に時間を割いてました。
そんな中、もしもの時の「サバイバル術」みたいなコーナーを見ていて、マスコミって無責任過ぎると思った場面がありました。
もっとも、仕事をしながらでしたので、もしかしたら、テロップで流されていたのかも知れないのですが…
その無責任な内容とは…
パッキング料理を紹介しているコーナーでした。
水道・電気・ガスといった、いわゆる「ライフライン」が止まってしまっている時、エネルギー消費を抑えながら、美味しいご飯を作ろうという内容でした。
パッキング料理とは、色んな食材をビニール袋に入れて、カセットコンロで湯を沸かし、その中で調理をしてしまう。
アウトドアの世界では、よく使われる方法だったりします。
無責任と思える部分は、「カセットコンロで湯を沸かす」という部分です。
大地震の後、ガス管が損傷して、どこかで漏れているかも知れません。
まず、その確認をしてから火を使わないと、最悪の場合は「火災」という事になります。
ツナ缶のオイルを使って、キャンドル代わりに出来るなんて内容もありましたが、これも周囲にガスが漏れていないことを確認してからの話です。
地震や災害は、いつ襲ってくるのか判りません。
関東大震災は昼時だったため、火を使っている家が多く、火災が広がったという話を聞きます。
阪神・淡路の時は、ブレーカーを落とさず非難した家から、電力供給が始まった時に、通電による火災で、長田区の大火事になったと聞きます。
東北の時は、「津波被害」の恐ろしさを経験しました。
火も水も人間にとって欠かせない大切なものですが、使い方を間違えたり、普段とは違う猛威に襲われると、人間は太刀打ちできません。
水の猛威は、自然に起きる可能性が大ですが、火の猛威のほとんどは人間が原因を作り出していると思います。(自然発火というものも、ある事はありますが…)
だからこそ、火の扱いに関しては、注意喚起をしっかりして欲しいんです。
こう言っている僕にしたって、いざその場面に出くわしたら、真っ先に火を使ってしまうかも知れない…
しかし、知っている人が止めてくれれば、気付くことが出来る。
知っている人を増やすために、マスコミは存在しているんじゃないでしょうか?
今一度、マスコミの存在意義を、しっかりと見つめ直して欲しいと思います。
大きな地震に見舞われた方々、きっと僕たちのように未経験の人間には推し量れない程の、ご苦労があったと思います。
今もまだ、ご苦労が続いている方々も多くいらっしゃると思います。
何かが起きた時、一番は「人の力」だと思います。
「社会」は「人」によって作られているものだとすれば、やっぱり一番は「人の力」なんだと思います。
東北の震災から10年
もしもの時に、自分には何が出来るのか?
もしもの時に、自分は何をするべきなのか?
3月11日は、それをしっかりと考える日としていきたいですね。