目指せ63Kg

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別府秘湯殺人事件概要

2012年03月08日 | 日記
3月7日の冒頭陳述で明らかになった事。

・加害者安藤は鶴の湯(近くの混浴露天)に行った後、女性と混浴できたらいいなという理由で鍋山の湯に向かう。

・安藤が鍋山の湯に着いたとき、温泉からあがり下ってきた被害者横手さんに出会う。

・安藤は『誰か他に入っている人はいますか?』と話かけ、2、3言葉を交わす。

・話をした後、自分が停めた車の方へ下って行った横手さんを車で追いかけて『どこか遊びに行きませんか?』とナンパをするが断られる。

・安藤は車で少し先に行って車を停め、車の荷台で探し物をするふりをし横手さんを待つ。

・安藤は横手さんが通り過ぎたあと、後ろから横手さんが肩から斜めに掛けてあったバッグのひもを持ち上げ奪おうとする。

・横手さんは両手でバッグをおさえ抵抗。そのため安藤は、左腕で首を絞めて失神させてバッグを奪おうとする(安藤の供述によれば、以前入っていた刑務所で他の受刑者とお互い失神させあったりしたという)。

・そのとき右手で横手さんのはいていたスカート(もしくはスカートのようなズボン)をずりさげようとする。

・お尻が少し見える位までスカートを下げたあと、両手でクロスするようにして首を絞める。

・横手さんが抵抗してバタバタしているしている間に安藤は足を滑らせ横手さんの首を絞めたまま仰向けに転がる。

・横手さんは安藤の体の上でなお首を絞められ続ける。

・横手さんの手が力なくダラリと下がったのをみて安藤は横手さんが落ちたと思い立ち上がる。

・安藤は横手さんのずり下がったスカートを脱がせる。この時下着も一緒に少し下がって陰部が見える。

・安藤は横手さんの陰部に指を二本入れる。

・安藤はその事で横手さんに反応がなかったためおかしいと思い、横手さんのほほを4、5回はつる。

・それでも反応がなく、安藤は横手さんが死んでしまったと思い、トドメをさす意味か自動車の工具で横手さんの頭を4、5回殴る(この時横手さんが痙攣したらしい。つまりまだ生きていた?)

この後は、安藤が横手さんの遺体を遺棄した様子とその後の行動が述べられる。

弁護側は、安藤が横手さんを襲ったのはあくまで金銭目的で(安藤は携帯代を滞納し携帯を止められていたためお金が必要だった)、成り行きでの強制猥褻、殺人へと持っていきたかった模様。

実際に裁判を傍聴してみて、安藤は知能が低く体ばかり大きくなってしまったという風に感じた。横手さんの首を絞めている時でも自分の力加減が分からなかったのだろう。後の検死であごの骨折が二カ所見つかっている。
あの場所であの時間、安藤に遭ってしまった事は不運としか言いようがない。

怖かっただろう。
苦しかっただろう。
悲しかっただろう。
ご冥福をお祈りします。




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