誤嚥とは、誤った嚥下のことです。つまり、食道ではなく気管に気体以外のモノを落とし込んでしまう事です。どなたでもよくあるのが、唾液を気管に落としてしまい咳き込んでしまう事ですね。 むせてしまいます。この咳をすることが誤嚥を未然に防いでいます。これを、喀出反射といいます。そう、意識して行ってはいないのです。咳払いは意識してできます。何かが喉に詰まった時、正しい嚥下にリセットしています。
では、何かが喉に詰まりそうなことを感じられなっかたらどうなるのでしょう。喉の奥の感覚が鈍化したら、咳払いは出来ませんし、喀出反射も起こりません。不顕性誤嚥といいます。脳卒中の患者さんには起こりやすいです。お口の中には肺炎球菌という細菌が住んでいます。
そうです、唾液の中にたくさんいたら、肺の中に入り込み繁殖します。多くの寝たきりの高齢者の方に、この誤嚥性肺炎を起こす危険性が高いのです。普段からお口の中を清潔に保てればその危険性を下げるとこが出来ます。毎日の口腔ケアがとても大切だと思います。
今後も、頑張って参りたいと思っております。
よろしく、お願いいたします。