30代の男性が考える未来

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男女の恋愛格差について

2024-01-31 21:36:24 | 日記

少子高齢化の昨今といわれて久しいが、非婚化晩婚化の波は決して収まらなさそうだ。これはおそらく、政策でどうこうできる範囲の事であったり、当事者たちの意識の持ちようで何とかなるといった類の事ではない。もっと根源的な社会からの力というか、ある意味で人類は本当に(運命的に)人口減少のフェーズに突入してしまったのかもしれない。

私は独身で一人暮らしだが、独り身であるからと言ってそれを咎められることもなければ、無理に結婚を進めてくるような人もいない。むしろ、人々特に若い男女が分断されているような奇妙な世の中において、つながりを探すのにかなり苦労しているというのが正直なところだ。

これまでの社会は、男尊女卑という言葉があったように明らかに性別によって担う役割が異なっていたが、国際的な価値観の広まりなどから男女平等が極端なまでに標榜されるようになったし、ジェンダーという言葉がまるで教典の中の単語のように力を持つようになった。それはそれでプラスの効用を生み出すこともあるだろうし、行き過ぎれば極端さに苦しむ人間を生み出すことになるかもしれない。私はこの世界がいびつだとは思わないが、明らかに厳しい状況にあると思うし、一種の「正しさ」の中にあって人々が思考停止してしまっているように感じる。

政治の腐敗によって、人々が自ら社会を良くしようという気力を失ってしまっていること。要求とは不釣り合いな高望みによって本来は支えあうべき男女が分断されてしまっていること。強大な権力、特に大きな組織が力の行き場を失って暴走してしまっていること。はっきり言ってこれらはどうしようもない。

以前も同じ結論を書いた気がするが、これに加えてどういうわけか現代日本社会は(外貨を獲得する力が弱まっているせいか)食糧が不足するという喫緊の事態に陥りそうな状況である。そして、そういう状況が続いたときに人々が行き着くさきはたった一つ、暴動である。私は人々には穏やかに過ごしてほしいと願っているし、私自身もそうありたいが、暴力による事件を起こすしかないという状況に意外とすぐ陥りそうで怖い。

誰に向けてかもわからないまま、キーボードを打つ私の背中は、きっと哀しいだろう。


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