最近は、カスハラが社会問題として取り上げられているようですね。
聞くところによると鉄道会社の社員に対してのカスハラも多いらしい。これなどは、全くもってお気の毒と思うし、その手のカスハラは即刻やめるべきだと思う。
なぜなら、日々、鉄道運行に支障が無いよう努力されている人たちに対して、不慮の事故の問題を責めてもお門違いだろ、と思いますね。
その他のカスハラが増えている一つの要因に、企業の消費者対応のコールセンター化や、下請け化も大きな原因だと思う。
今回私が体験したのは、りそな銀行。5月にホームページの変更があって、その後、オンラインログインが出来なくなった。
何回も打ち込みを繰り返したり、チャット相談もしたけれど埒が明かない。特にオンラインチャットなんてふざけているにしか過ぎない。何の役にも立たない。時間の無駄が利用者に押し付けられる。
そして業を煮やして電話すると、コールセンターにつながる。
コールセンターの人たちは一生懸命に対応しているが、細かい局面に対応するのは大変だろう。銀行員たちは、そういう苦労も知らずに過ごしているだろうから問題意識が育たない。
りそな銀行は、以前にもオンライン移行するときに、細かいところで不便なことが多いにも変わらず説明不足が極まりなかった。そして、今回の改変もしかり。つまり2度目。
そのしわ寄せが、コールセンターの人たちへ行くのかと思うと可哀そうだよ。
今回の私のケースは、パソコンが覚えていたパスを打ち込みし直すとOK(同じパスなのになぜ?)という単純なものだったが、そんなことすら対応できていないホームページ説明が、お粗末すぎる。慇懃無礼な銀行体質だけは温存している。
銀行さんは、りそなに限らず、みずほも不具合の連続という体たらく。それも、システムの下請けや、対応のコールセンター任せだからだろう。
下請けとは、いわゆる「問題点の飛ばし」である。バブル崩壊時に、さんざん銀行が不良債権を飛ばして隠し逃げ回っていたから、日本国全体がおかしくなり国営銀行までつぶれたというのに、いまだに銀行員の体質は変わっていない。いや、日本人全体の体質が低いのだろう。
話は飛ぶけれど、日本のマスコミが体たらくだから、こんなことが蔓延してしまう。
問題意識が全くないマスコミ業界。業界記者クラブの情報を横流しするだけ、しかもスポンサーの顔色を見て決して問題点を掘り下げない。
そんな日本のマスコミ業界の報道の自由度は、世界70位。もちろんG7では最下位。
それは、日本のマスコミ全体が御用マスコミと成り下がっていて、問題意識がまるでないから世の中の改変などに役立たない。もちろん、この話題についての報道は少ない。テレビには下らない番組が蔓延しているだけの日々。
あのフィフィさんが言っていたよ。
「日本は、『報道しない自由』なら世界一位になれる」と馬鹿にされているほど、問題意識が低いのだ。
肝心ことは決して報道しない日本のマスコミ。マスコミという業界は、つねに自己批判をしなければ存在意義が失われてしまう。
おじさんは、怒っているのだ!!