脱原発川内テント&蓬莱塾

鹿児島川内原発を廃炉に!テントは地元の脱原発運動を支え蓬莱塾は薩摩川内市民の交流場、久見崎海岸のアカウミガメ産卵保護団体

トリチューム水の海洋投棄問題

2018-09-13 10:39:13 | 日記

小川です。

 経産省前テント7周年記念集会は多彩なスピーチが溢れた迫力あるものでした。


 さて集会当夜のテレ朝ニュースステーションは、トリチューム水を海洋投棄に誘導する国・東電のシナリオ通りの報道特集でしたが、
集会でこの問題に触れた人は殆どなく、渕上さんだけでした。
報道の多くは
①タンク用地は2年で満杯
②トリチューム分離技術は近大などで研究が進んいるが、実用には期間を要する
③従い希釈して海洋放出が費用・期間面から唯一の方策というのが各報道の筋書きで
④テレ朝は更に踏み込んで不信感解消のため首相が乗り出せとまで言う。
果たしてそうでしょうか。私は8日締め切りのパブコメに用地がないというのはウソだ。
5・6号機及び7・8号機計画用地の後背地に経産省資料に「土捨場」「新土捨場(予定)」とした広大な空き地がある。
よしんばそれが無理としてもフェンス向こうの民有地を買って敷地を広げれば用地問題は解決可能。
従い海洋投棄ありきの議論はやめ、危険な汚染水は石油備蓄で多くの実績のある大型タンクを建設して陸上に閉じ込めるべきだ を主旨として書きました。
また近大の技術については、この分野に強い技術者が、近大発表をもとに検討し、その気になれば1年程度で実装置化可能とする見解を出しています。
ウソに騙されるな

『経産省資料に「土捨場」「新土捨場(予定)」とした広大な空き地がある」』と書きましたが、その資料(全体図:2017年の「第6回多核種除去設備等処理水の取扱いに関する検討委員会」配布資料)を添付します。

全体図⑥(1~4号機)の西側後背地③④が現在ある汚染水タンク群です。

全体図⑧(5&6号機)の北西後背地に「土捨場」「新土捨場」が、また⑧の北方海岸沿いに「伐採木一時保管所」が表示されています。広大な土地です。
東電は表示の用途が既に決まっており、他用はできないと主張するのでしょうが、ここに汚染水用の大型タンク(これは鹿児島志布志石油備蓄基地など多くの実績のあるタンク)を建設すべきと思います。また必要なら、現在の東電敷地に拘ることなくフェンスに接する土地を買収すれば、用地確保は可能と思います。

用地が一杯というウソに騙されるな!
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