私としては暑くもなく寒くもなく、一番いい季節となりました。
最近お月様もとても綺麗でいらっしゃる。
季節がある日本っていいなーーー。と思うのです。
さて、今年もあと数ヶ月、震災があってからは
どうもどっぷりエンターテイメントに嵌ったようです。
中でも芝居などは、月に1本観るような感じでしたが、きっと今年は3本くらい観ているような気がする。
それに、気に入ってしまうと何度も観るこだわりがあるようで、
SHOCKもそうだけど、今年は同じものを何回か観てしまう傾向がありました。
といっても全てが好きになってしまう芝居でもない訳で
??×○▲?なんて感じてしまうものもあるのです。
注意:ここから先は私の個人的な感想、意見、辛口発言です。
不快になる方、えーーうそーー!と思う方いらっしゃるかと思いますが
ど素人の感想ですので、聞き流してくださいませ。
今年観た中でもっとも???え?これってどう?
って感じたものは
「新・幕末純情伝」
鈴木杏ちゃんの芝居等は大好きなんですが、
衣装もいまいちで、じっとり汗をかいて熱演している杏ちゃんがどうも不憫でしょうがなかった。
それに加藤雅也さん、もっと二枚目で格好よかったよね?ね??
老いではなく、その役作り?と目を疑った。
苦手と感じた一番の原因は、たぶん舞台規模とその構成がアンマッチなんでしょうね。
パルコよりもっと小さな劇場であれば、全体的に綺麗に仕上がったのかな?
芝居にはエロスと下品さがなければ面白くない!と最近友人と結論を出したのですが
そのエロスがどうも鼻についてしょうがない部分もあり
以前観た石原さとみちゃんの方がなんか凄く良かった。
それともこれが本来のつかさんの演出なら、私はダメなのかも知れないな。
でも、ケラだって以前観た「労働者X」だっけ?あれを観てダメだ!っと思ったのですが
「奥さんお尻をどうぞ」は好きだったけどな・・・いろいろあるもんですね。
でやっぱり一番嵌ったのは
「髑髏城の七人」
なんといっても解りやすく、ありきたりではあるが、その内容と
時代設定。
豪華な舞台セットに、衣装の綺麗さ・・・
色町、武将、戦国、本当に日本って素敵!って感じた。
俳優の趣味や自分の美的感性もあるのでそれこれいろいろこれもありますが
早乙女太一君、20歳なりたてであの殺陣は凄いものがある。
美しい身のこなし、迫力の刀使い、妖艶な色気・・・
将来が本当に楽しみ!
芝居はまだまだって感じもあるけど、あの殺陣に芝居が完璧だったら
将来つまらないよーーー。
主演と張った小栗君も森山君も私としては食ってしまってました。
さすが震災後に観て嗚咽までだして大泣きした
「新説・天一坊騒動」の主演でもありますね。
しかし、芝居ってなんであんな泣くのでしょう?私って。
いまいちだな~っていう舞台でもなんだか役者さんの心意気みたいので
ずっしりきてしまう。
何でこんな所で泣くんだろう?と感じる所でもぽろぽろ涙が・・
年齢的問題でしょうかね。涙腺が破壊されたんだろうな。
とつくづく。
年明けまであと数ヶ月ですが、この後も何本か芝居を観るので
楽しみです。
まずは太一君の「天保水滸伝・三浦屋孫次郎」ですかね。
一度観にいったんだけど、また観にいってきます!!
さて、今日作ったモンブラン、甘かったので
新感線の千秋楽で貰った煎餅でも頂くか。
その前に写真を撮っておこう・・・・