[3-B]時系列データのデータモニタリングを行う
続いて、時系列データの扱い方を学びます。時系列データとは、時間的経過にしたがって得られるようなデータのことです。
(1)ダービン・ワトソン比
ダービン・ワトソン比(Durbin-Watson Ratio)とは、今期と前期との関係の強さの関係を表した指標です。ダービン・ワトソン比は、隣り合う値が独立であるとき、2前後の値をとります

式を見てすぐに分かるように、隣り合う数値が近ければ近いほど、ダービン・ワトソン比は小さくなります。したがって、同じような傾向を持てば持つほど、この指標は小さな値をとることが分かります。
(2)自己相関係数
同じ時系列データ内で、一定程度、期間をずらし、ずらした期に基づいて計算した相関係数を、自己相関係数と呼びます。期間のずらす程度によって、得られる相関係数が異なります。かりに、ずらした結果、得られた相関係数が正の値をとるならば、ずらした期間において季節変動があると考えることができます
なお、自己相関係数とダービン・ワトソン比との間には

という近似的な関係があります
続いて、時系列データの扱い方を学びます。時系列データとは、時間的経過にしたがって得られるようなデータのことです。
(1)ダービン・ワトソン比
ダービン・ワトソン比(Durbin-Watson Ratio)とは、今期と前期との関係の強さの関係を表した指標です。ダービン・ワトソン比は、隣り合う値が独立であるとき、2前後の値をとります

式を見てすぐに分かるように、隣り合う数値が近ければ近いほど、ダービン・ワトソン比は小さくなります。したがって、同じような傾向を持てば持つほど、この指標は小さな値をとることが分かります。
(2)自己相関係数
同じ時系列データ内で、一定程度、期間をずらし、ずらした期に基づいて計算した相関係数を、自己相関係数と呼びます。期間のずらす程度によって、得られる相関係数が異なります。かりに、ずらした結果、得られた相関係数が正の値をとるならば、ずらした期間において季節変動があると考えることができます
なお、自己相関係数とダービン・ワトソン比との間には

という近似的な関係があります