自分の人生は自分で決める

女性に生まれてきたかったけど・・・
やっと自分に嘘をつかないで生きていけそう。

やっぱりうまく書けない生存者バイアスの話

2016-09-13 22:49:05 | 日記
今朝に引き続き、生存者バイアスについて。

困ったことに、
成功してる人は、自分が上手くいったことだから、
それが絶対だと信じて疑わないわけです。

そりゃそうです。
実際うまくいってるわけだし。
自分の視点でしか見てないなんて夢にも思わない。

自分が持って生まれた才能とか、
育った環境とか、
そういうのが優れていたなんて、
よほど自分のことを客観視できる人じゃなきゃ
気づかないわけだし、
そもそも、そういう人は、
自分の「してきた」ことに自信があって、
しかもそれが全てだと思ってるし。

で、さらに悪いことに、
そういう人から見ると、
自分がしてきたこと(それで成功したと思ってること)
を実践して成功できない人は愚かだと決めつけるのだけれど、
そもそも、それが万人に効く処方箋ではなかったとしても、
その人は、それでうまくいったという実例で、
こっちはうめくいかない人だから、
「それ見たことか」と、敵わないわけです。

真実より現実が強いわけです。

敗北者バイアスって造語したつもりが前例があった

2016-09-13 04:36:36 | 日記
前からすごく書きたかったこと。
でも、ちゃんと書きたくて、
いい加減に書いてしまいたくなくて、
ずっと書けなかったこと。

生存者バイアスについて。

成功してる人が言ってることは、
一般論のように言っても、
その人がその人の持ってる条件、
才能とか、環境とか、経験とか、
そういうのの下で起きてることに過ぎなくて、
だから、そのまま真似しても
必ずしも上手くいくわけじゃない。

成功した人のバイアスが入っている。
同じことをして上手くいかなかった人も
いるかもしれないけれど、
そういう人の経験は語られない。
目に触れるところにはいなくなってて、
バイアスの入った情報ばかりになる。

特にネットはそう。
簡単に発信できて、
目に心地よい情報ばかりが持て囃され、
アクセス数とかリンク数が増えれば、
ますますそういう情報ばかりになっていく。

あ、本しかなかったときもそうか。
そもそも出版までこぎつける人は成功者。
そういう人が、その人の上手くいった人生で見てきた
超がつくほどの歪んだ視線で捉えた人生訓。


そう思って見ると、
世の中の情報は、そういうものばかり。

まぁ、言ってみれば、

敗北者バイアスで見ている私

ということなのか。
そうか。新たな気づきです。面白いかも。